西島秀俊主演の日曜劇場さよならエストロ~父と私のアパッシオナート~」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第5話が2月11日(日)に放送される。同作は、“ある事件”で家族も音楽も失った父・夏目俊平(西島)と、そんな父を拒絶し音楽を嫌う娘・響(芦田愛菜)が、地方オーケストラを通して失った情熱を取り戻し親子の絆と人生を再生させていく、完全オリジナルのヒューマンドラマ。

【写真】西島秀俊“俊平”の頬を手で包み急接近する新木優子“瑠李”

■愛と魂の物語を彩る個性豊かなキャスト陣

西島、芦田の他、響の同僚のポジティブ思考で明るいトランペッター・森大輝役に宮沢氷魚、魔性のフルート奏者・倉科瑠李役に新木優子クラシックに恋する高校生・谷崎天音役に當真あみ、クラシックを諦めたチェリスト・羽野蓮役に佐藤緋美、プレッシャーに弱いティンパニ奏者・内村菜々役に久間田琳加が配役。

また、俊平の息子・海役の大西利空、響と海の母親・志帆役の石田ゆり子、晴見市の市長・白石一生役の淵上泰史、コンサートマスター・近藤益夫役の津田寛治、うたカフェの店主・小村二朗役の西田敏行、物語の鍵を握る謎の男・鏑木晃一役の満島真之介、市民オーケストラの団長・古谷悟史役の玉山鉄二が物語を彩る。

■これまでの放送では――

2023年、秋。元天才指揮者の俊平は、指揮者を辞めて一人きりでウィーンの街にいた。そんな俊平の元に、日本にいる志帆から5年ぶりに連絡が入る。画家の志帆にフランスで仕事が入ったため、日本で子どもたちの面倒を見てほしいと言う。

かくして、俊平は20年ぶりに帰国。しかし、響は俊平と目を合わせようともしない。おまけに音楽以外の能力がゼロの俊平は家事が一切できない。そんな状態の中、父子3人の気まずい生活が始まる。

やがて、晴見市役所観光課に勤める市民オーケストラ・晴見フィルハーモニーの団長・古谷が、存続の危機にある楽団の指揮を俊平に頼み込む。実は、俊平が指揮をすることを、志帆が裏で古谷に約束していたのだ。

ある日、響がバイオリンを弾くところを目撃した大輝、天音、蓮は、その技術に驚き、大輝は響を晴見フィルに誘う。しかし響は、演奏していたことは内緒にしてほしいと懇願。その代わりにと、響は天音からある条件を提示される。

一方、出前コンサートの会場で志帆に会った俊平は、気になってオケの練習に身が入らない。そんな様子にドギマギしていた古谷。実は古谷には俊平に隠していたある秘密があった。

そんな中、俊平と志帆が偶然鉢合わせてしまう。さらに、俊平を捜す謎の男・鏑木が現れる。

■第5話では――

俊平と瑠李の関係を勘違いした響は、たまたま2人でいるところを目撃。そのこともきっかけとなり、響は家出してしまう。予想だにしない出来事に動揺する俊平は志帆の元を訪ね、そこで2人は響のために協力し合うことにする。

そんな中、海にもあるハプニングが起きて、家出することに。夏目家がバラバラになっていく中で、5年前の真実が明らかになっていく。

――という物語が描かれる。

■明かされる5年前の真実――

公式HPなどで公開されている予告動画では、「家出!?」と驚く俊平の姿や、「なんで日本に帰ってくる前より嫌われる事態になってるのよ」と俊平を叱責する志帆の姿、そして、これまで常に俊平の味方をしていた海までもが「そうやって周りの気持ちが分からないから姉ちゃんにも母ちゃんにも振られるんだよ」と俊平を非難するシーンなどが描かれている。

さらに、海の「ぺー(俊平)の指揮で奏でるのが姉ちゃんの夢だったから」というせりふや、「私は家族を壊したんです」と苦しそうに告げる響の姿もあり、響が隠し続けた本音が徐々に明らかになっていく。

一方で、ラストには、自分の手を見つめ何やら幸せそうな笑みを浮かべる響が「はぁ、もう死んでもいい~」と机に倒れ込む姿なども映し出されている。

第5話放送を前に、SNS上では「つまりは、俊平さんと響が共演することがゴール…?」「展開が複雑になってきた」「本当に上質なドラマとしか言いようがない」「最後の響はどんなシチュエーション!?」といった声などが上がり、話題となっている。

さよならエストロ~父と私のアパッシオナート~」第5話は、2月11日(日)夜9:00よりTBS系にて放送。

「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」第5話では、5年前の真実が明かされる/(C)TBS