ブンデスリーガ第21節のドルトムントvsフライブルクが9日に行われ、3-0でドルトムントが勝利した。フライブルクの堂安律は59分からプレーしている。

前節のハイデンハイム戦を147試合ぶりのゴールレスドローで終えた4位ドルトムント(勝ち点37)は、その試合から先発を4人変更。トラブゾンスポルへ移籍したムニエやムココ、エズジャン、GKマイヤーに代えてロイス、ジャン、リエルソン、GKコベルを先発で起用した。

一方、リーグ戦連敗中の7位フライブルク(勝ち点28)は、前節のシュツットガルト戦から先発を2人変更。日本代表から帰還した堂安はベンチスタートとなった。

立ち上がりからゲームをコントロールするドルトムントは16分、ドリブルで持ち上がったザビッツァーのパスをボックス内のフュルクルクが落とすと、これを受けたマレンがカットインから右足一閃。短い振りから鋭いシュートをゴール右上に突き刺した。

先制を許したフライブルクは21分、M・エッゲシュタインのパスから右サイドオーバーラップしたキューブラーがダイレクトクロス。これをグレゴリッチュがヘディングで合わせたが、シュートは相手GKの正面を突いた。

その後は一進一退の展開が続く中、38分に一部サポーターの抗議活動でコイン型のチョコやテニスボールが投げ込まれるハプニングに見舞われると、試合は数分後に無事再開。

このまま前半終了かと思われたが、追加タイムに再びスコアが動く。追加タイム7分、ドルトムントは自陣のクリアボールからカウンターを仕掛けると、中盤でボールを収めたフュルクルクがドリブルで持ち上がり、ラストパス。これを受けたマレンがボックス右からゴール左隅にシュートを流し込んだ。

迎えた後半、先に決定機を作ったのはドルトムント。53分、マレンのパスをボックス右までオーバーラップしたリエルソンが折り返すと、ニアに走り込んだフュルクルクが右足で合わせたが、これは相手GKの好セーブに防がれた。

1点を追うフライブルクは、59分にグレゴリッチュとグリフォを下げて堂安とヴァイスハウプトを投入。しかし、再びチャンスを迎えたのはホームチーム。

ドルトムントは71分、バイタエルエリア左でパスを受けたマレンのピンポイントクロスからロイスが決定機を迎えたが、ヘディングシュートはGKアトゥボルのファインセーブに阻まれた。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。それでもドルトムントは、87分に左CKのこぼれ球から二次攻撃を仕掛けると、左サイドでブラントの落としを受けたマートセンがダイレクトクロス。これをフュルクルクがヘディングで流し込んだ。

結局、試合はそのまま3-0でドルトムントが完勝。フライブルクは今季初の3連敗となった。

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