韓国メディアの亜洲経済・中国語版は1月30日、英国誌「エコノミスト」の調査部門であるエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)がこのほど、「安全な都市指数2015」を発表したことを伝え、韓国のソウルは100点満点中70.9点で24位となり、1位は85.63点で東京だったと伝えた。

 記事は、「安全な都市指数」は都市住民の平均寿命や生活コストなど44の指標から評価される指数であることを紹介。

 さらに、世界50都市を対象に評価が行われた「安全な都市指数2015」で、東京が1位となった理由について、個人情報の保護やデジタルデータの安全性、道路など都市インフラの安全性、犯罪防止といった多くの点で高い評価を得たことを伝えた。

 続けて、「安全な都市指数2015」の2位は84.61点でシンガポールの首都であるシンガポール、3位は82.36点で大阪となったことを紹介。続けて、4位はスウェーデンのストックホルム、5位はオランダのアムステルダム、6位はオーストラリアシドニー、7位はスイスチューリッヒ、8位はカナダトロント、9位がオーストラリアメルボルン、10位が米国のニューヨークだったと紹介した。

 また記事は、韓国のソウルは70.9点で全体の24位だったと伝え、EIUが「ソウル1990年以降、人口が80万人も減少し、出生率の低さが深刻」と指摘したことを伝えた。また、中国の北京は37位だったと紹介した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) yuriz/123RF.COM)