2024 年 4 月 1 日(月)、NPO 法人リヴォルヴ学校教育研究所(所在地:茨城県つくば市、代表:小野村哲)は、ウニベルシタスつくば(所在地:茨城県つくば市、代表:徳田太郎)と協働し、TXつくば駅 A3 出口から徒歩 3 分「co-en」内に「むすびつくば ライズ学園×市民大学」を開設します。

■ 概要


2024年4月1日(月)、NPO 法人リヴォルヴ学校教育研究所は、ウニベルシタスつくば と協働し、つくばセンタービル1F「co-en」(つくば駅から徒歩3分)に「むすびつくば ライズ学園×市民大学」を開設します。

2022年度に「不登校」とされた全国の小中学生は過去最高の299,048人、この10年間で2.65倍にも達しています。茨城県内でも8,577人、2021年度に比べて33.8%と急増しています。

リヴォルヴ学校教育研究所では、2000 年 11 月に「ライズ学園」を立ち上げて以来、不登校やLDなどといわれる状態にある子どもたちの育ちと学びをサポートしています。2020年10月からはつくば市との協働実証事業にも取り組みましたが、その終了に伴い、教室の移転を求められていました。

一方、ウニベルシタスは2009年から2018年まで、同じくつくば市で「つくば市民大学」を運営していました。その間、計1,300の参加・体験型講座を開催、複数団体との協働事業にも取り組みましたが、拠点が利用できなくなったことから、以降は活動を休眠させていました。

とんがっているようで、角は丸く、1つにまとまってはいるけど、一粒一粒はしっかりしている。「むすびつくば」は、おむすびのようにみんながふわっと「結びつく場」を目指します。

「学び合い育ち合う」という共通のテーマを掲げる2つの団体が協働し、不登校などと言われる状態にある子の学びと育ちの場「ライズ学園」と、世代や地域を超え、対話を通じて学びあう場「市民大学」、さらに一箱本棚オーナー制度の図書館リブラリウム(コミュニティ・ライブラリー)」も併設し、「子育ち・子育て・学びあい」を支え、誰にとってもやさしい、笑顔があふれるまちづくりに貢献します。


事業の柱
1 不登校といわれる状態にある子の学びと育ちの場【むすびつくば ライズ学園】
2 世代や地域も超え、対話を通じて学びあう【むすびつくば 市民大学】
3「一箱本棚オーナー制度」の図書館リブラリウム(コミュニティ・ライブラリー)】
・場所:つくばセンタービル「co-en」内 (https://co-en.space/)
・オープン:2024
年 4 月 1 日(月)


■ 関連イベント
1 ライズ学園オープンスクール@オンライン
期日:2024 年 2 月 12 日(月祝)13:00-15:40
対象:フリースクールなどに携わる方、カウンセラー、ソーシャルワーカー等こども支援に携わっている方
URL: https://note.com/rise_tsukuba/n/n93fd01bb1930


2 むすびつくばオープニングイベント@co-en officeC
期日:2024 年 3 月 31 日(日) 詳細未定


3 クラウドファンディング
期間:2024 年 2 月 10 日(土)~4 月 10 日(水)
用途と目標金額:什器備品費など開設に要する経費、ファーストゴールとして 300 万円
URL:https://for-good.net/project/1000413


【事業内容】
1 不登校といわれる状態にある子の学びと育ちの場【むすびつくば ライズ学園】
「ライズ学園」は、不登校などと言われる状態にある子どもたちが安心して過ごせる「もう 1 つの場(オルタナティブ・スペース)」です。
一人ひとりに異なる育ちを尊重し、教科の学習では苦手や学び方の違い(LD:Learning Differences /Disabilities)に寄り添い、スポーツや野菜作りなどの体験的な学びにも力を注いできました。
私たちの教室にやってくる子の中には、例えば魚や昆虫、美術や音楽などに特異な興味や関心を示す子も多くいます。今、一日の大半を学校で過ごす子どもたちですが、異なる世代がともに暮らす中で多様な個性にふれながら育つ環境こそ、より自然であったはずです。
新しい「ライズ学園」では、より多くの人とのふれあいの中で、個性豊かな子どもたちの学びと育ちをサポートしたいと考えています。

2 世代や地域も超え、対話を通じて学びあう【むすびつくば 市民大学】
2018 年 3 月の「休眠」から 6 年。「つくば市民大学」が帰ってきます!
つくば市民大学は、「まなぶ・つながる・つくりだす」をコンセプトに、2009 年から 9 年間にわたって展開した学びあいの場です。サステナビリティダイバーシティ・コミュニティをテーマに掲げた計 1,300 の参加・体験型講座には、のべ 12,500 人が集いました。そして、「地域や社会の課題を解決するために、私たち自身ができることを実現しよう」と、「NPO 法人フードバンク茨城」や「つくば発達障害就労支援協議会」などの具体的な活動も多数誕生しました。
「むすびつくば 市民大学」は、このコンセプトを引き継ぐ、「自分たちの未来を、他人まかせにせず、ともに創っていく」人々の学びあいの場です。土曜日・日曜日を中心に、世代や立場、地域 を越えて、対話を通じて学びあうさまざまな講座を開催します。

3 「一箱本棚オーナー制度」の図書館リブラリウム(コミュニティ・ライブラリー)】
情報や知識だけでなく、みんなの「思い」が集まる、小さな私設図書館です。
オーナーは、本棚を一箱借りて、好きな本・読んでほしい本を並べます。訪れた人は、まだ見ぬ本棚のオーナーの人柄を想像したり、逆に、知っている人の意外な一面を知ったり。そして、出会った人同士の対話のきっかけになる、そんなコミュニティ・ライブラリーを、むすびつくばに併設します。
2021 年 3 月に静岡県焼津市でスタートした、一箱本棚オーナー制度の「みんなの図書館」は、あっという間に全国に 60 館以上が開館しています。お隣の石岡市八郷地区にも、2023 年 3 月に 「つながる図書館」がオープン。オーナーさんを中心に、上映会やカフェ営業、蚤の市などが開催されています。
むすびつくばの「リブラリウム」でも、さまざまな〈つながり〉と〈かかわり〉が生まれることでしょう。

【運営団体】


◆ NPO 法人リヴォルヴ学校教育研究所
民間からの教育改革を実際の行動により提案することを目的に、2000 年 7 月に設立された NPO 法人です。
「ライズ学園」は同年 11 月に週 1 日からスタート、出席者数はのべ 27,000 名以上に達します。実践と研究の成果をまとめたオリジナル教材は、NHK や専門誌等でもたびたび紹介されています。

◆ ウニベルシタスつくば
2008 年に発足した市民団体です。中央労働金庫・中央ろうきん社会貢献基金との協働で「つくば市民大
学」を運営してきました(2009~2018 年)。2020 年からは「VOICE and VOTE」名義で、オンラインを中心に活動を再開。2023 年には「気候市民会議つくば 2023」の設計・運営・進行に参画しました。

【本件の連絡先】

NPO 法人リヴォルヴ学校教育研究所 担当者 松井

Tel:029-856-8143 FAX:029-896-4035 e-mail:info-rise@rise.gr.jp

URL:https://rise.gr.jp/

305-0051 茨城県つくば市二の宮 1-18-1 ハイツあづま 102

配信元企業:特定非営利活動法人リヴォルヴ学校教育研究所

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