全国各地から、約300種類の駅弁が集結する「阪神の有名駅弁とうまいもんまつり」が2月22日(木)から28日(水)まで、大阪市阪神梅田本店8階 催事場で開催される。

 駅弁作りを実演する21店舗の人気商品をはじめ、パッケージ映えするユニークな駅弁や新作駅弁などがずらり。目玉の1つは、JR九州の特急「指宿たまて箱」に乗車しないと手に入らない弁当。さらに今回、「桃太郎電鉄」とコラボし、キャラクターがデザインされた丼ぶりや実際にゲーム内で登場した駅弁などを販売する、ゲーム好きにもうれしいイベントになっている。

 JR九州の特急「指宿たまて箱」は、浦島太郎の“竜宮伝説”をモチーフにし、玉手箱を開ける前後の浦島太郎の髪の毛を白黒の車体で表現。ドアが開くと、白いミストが出て、玉手箱の世界へと誘うようなユニークな列車。「指宿のたまて箱弁当」(1600円)は、手まりおにぎりにさつま揚げ、黒豚、カンパチなど、鹿児島県内の名物や特産品が盛りだくさん。2月28日を除く各日販売予定数50個で、到着時間は各日13時30分ごろ。整理券を配布して販売する。

 今年も行列になりそうな昨年の売上トップ2は、いずれも実演付きの「『うえの』あなごめし」(山陽本線宮島口駅2700円)、「『新杵屋』牛肉どまん中」(奥羽本線米沢駅1350円)。 

 バイヤーおすすめのご当地駅弁も、いずれも実演付きで、「『有田テラス』有田焼カレー 干支」(佐世保線有田駅2160円)、「『旭川駅立売商会』大海幸の輝き」(函館本線旭川駅3240円)、「『カイロ堂』佐賀牛のり弁当」(佐世保線武雄温泉駅2160円)の3品。

 「JR貨物コンテナ弁当 京都の鶏めし編」(東海道本線京都駅1680円)、「江ノ電弁当タンコロ」(江ノ島電鉄鎌倉駅1680円)「しゃもじ かきめし」(山陽本線広島駅、1600円)、「水戸 印籠弁当」(常磐線水戸駅、1200円)などユニークなパッケージの弁当も豊富で、目も楽しませてくれそうだ。価格はすべて税込み。

JR九州 特急“指宿たまて箱”