この記事をまとめると
■大阪オートメッセ2024が開催中
■レイズのブースにはホイールが所狭しと並べられている
■今回は「A-LAP」というブランドにスポットを当てた
本格オフローダー向けの鍛造アルミホイール専門ブランド
2月10日（土）から12日（月・振休）までインテックス大阪で開催中の、西日本最大級のカスタムカーの祭典「第27回大阪オートメッセ2024」。
6B号館奥にあるレイズのブースには、多くの本誌読者にとってはおなじみの「ボルクレーシング」や「グラムライツ」など、スポーツカー向けホイールが所狭しと並べられている。
一方でブース西側には、トヨタ・ランドクルーザープラドのカスタムカーとともに「チームデイトナ」など各種SUV向けホイールを展示。そのなかで「FORGED 鍛造」の表記も誇らしげにディスプレイされている「A-LAP」（エーラップ）ブランドのアルミホイールとは？
「as light as possible」（できるだけ軽く）を意味する「A-LAP」ブランドは、同社説明員によると、スズキ・ジムニー向けの10本スポーク「J」からスタート。「ジムニーは純正装着の鋳造アルミホイールの時点ですでに非常に軽いので、それを上まわる軽さを実現するため、鍛造にする必要があった」のだという。
一方で、ジムニーのような本格オフローダーは、非常に険しい林道や岩場を走行する際、一輪へ集中的に荷重がかかることはもちろん、瞬間的に大きな衝撃が加わることも想定されるため、強度や剛性も高い次元で確保する必要がある。
本格オフローダー向けの鍛造アルミホイール専門ブランドとして発展中の「A-LAP」は、ジムニーのほか、ジープ・ラングラー、トヨタ・ハイラックスおよびランドクルーザープラドなどへと対象車種を拡大。2024年2月時点では「J」のほか、7本ダブルスポークの「07X」、5本スポークの「05X」各シリーズを展開している。
ランドクルーザープラドの展示車両に装着されている「05X」は、将来的な北米市場への展開を意識して、2600lbsの耐荷重をクリアすべく設計。デザイン面でも、幅広のスポークや、スポークエンドのウエイトレスホール、センターサークル部のリブなど、シンプルかつタフな造形として、サイズの大きな本格オフローダーに装着しても埋没しない存在感を持たせている。
そのほか「J」では、レトロモダンな雰囲気を醸し出し「ジムニー女子」にも好評というアースカラーの「デザートエディション」や、競技用の超軽量モデル「プロ」も展示。「07X」ではトヨタ・ランドクルーザー300／レクサスLX600向けサイズも追加されているので、オフロードでスポーツ走行を楽しむクルマ好きはもちろん、ドレスアップ派も要注目だ。
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