アトレティコ・マドリーは11日、ラ・リーガ第24節でセビージャとのアウェイ戦に臨み、0-1で敗れた。

前節レアル・マドリーとのダービーを後半追加タイムでの同点弾で引き分けに持ち込んだ4位アトレティコ(勝ち点48)は、新戦力のガブリエウが3バックの中央で先発となった。

15位セビージャ(勝ち点20)に対し、グリーズマンとモラタの2トップとする[3-5-2]で臨んだアトレティコはオープンな入りとすると、15分にピンチ。アクーニャのミドルシュートが枠を捉えたが、GKオブラクが好守で凌いだ。しかし直後のCKからイザーク・ロメロにヘディングシュートをねじ込まれ、先制される。

追う展開となったアトレティコは20分、モラタのヘディングシュートがポストに直撃する決定機を演出。

しかし前がかる中、23分にも大ピンチ。オリベル・トーレスの絶妙クロスをロメロがヘッド。ゴール至近距離からのシュートだったが、GKオブラクがセーブした。

さらに28分、ロメロにバー直撃のシュートを打たれてヒヤリとしたアトレティコは、37分にもカウンターを受けてオリベル・トーレスに好機を許したが、ここもGKオブラクが凌いだ。

流れの悪いアトレティコは41分にようやく決定機。エルモソのダイレクトパスを受けてボックス左に侵入したモラタがGKと一対一となったが、ニーランに阻まれた。

そして44分にはスマレとの接触で右ヒザを痛めたモラタがプレー続行不可能となった中、1点ビハインドで前半を終えた。

迎えた後半、モラタに代えてデパイを投入したアトレティコは開始4分に決定機。モリーナの右クロスをグリーズマンが左足アウトで合わせるとシュートは枠に向かったが、ヘスス・ナバスの好守に阻まれた。

さらに53分、デパイがデ・パウルのパスを受けてボックス左に侵入。しかし、GKとの一対一を決めきることはできない。

ここから好機を生み出せなくなったアトレティコは終盤にかけてもセビージャの守備を攻略できず。シャットアウト負けとなり、リーグ戦5試合ぶりの黒星となった。

CL・ELは決勝Tに突入!
パリvsソシエダ、インテルvsアトレティコなどWOWOWで生中継
>放送予定など詳しくはこちら