セリエA第24節、ミランvsナポリが11日に行われ、ミランが1-0で勝利した。

前節フロジノーネとのシーソーゲームを3-2で制した3位ミラン(勝ち点49)は、ラインデルスが出場停止のためアドリとボランチを組むのはベナセルとなった。

対する7位ナポリ(勝ち点35)は前節、ウンゴニエの恩返し弾などでェローナに競り勝った。そのナポリは3バックに戻し、クワラツヘリアがシメオネと2トップを形成した。

ナポリが押し込む入りとなった中、11分に好機。クワラツヘリアがボックス右に侵入してクロスを送りシメオネがシュート。だが枠を捉えきれなかった。

その後は徐々にミランがポゼッションで盛り返していった中、25分に最初のチャンスを生かす。レオンのスルーパスをボックス左で引き出したテオ・エルナンデスがGKとの一対一を制した。

さらに28分、レオンがコントロールシュートでGKを強襲すると、ハーフタイムにかけてもミランがボールを保持。試合をコントロールした中、1点のリードで前半を終えた。

迎えた後半、エスティゴーアに代えてポリターノを投入したナポリは4バックに変更。そのナポリは54分、ベナセルのミスパスをカットしたシメオネがミドルシュートを狙うも枠外へ。さらに60分、ポリターノがカットインからミドルシュートを狙ったが、わずかに枠を外れた。

ナポリの攻勢が強まる中、ミランは69分にショートカウンターの流れからレオンが決定的なシュートを放つも枠外へ。

終盤、アレックス・ヒメネスを投入して5バックとしたミランは89分、シミッチのクリアボールがポストに直撃するピンチを迎えるもウノゼロで逃げ切り。9戦負けなし、2連勝とした。

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