米メディアの大手3社であるウォルト・ディズニー、FOX、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーが、スポーツ専門の配信サービスを共同で立ちあげることが明らかになったと、米ウォールストリート・ジャーナル紙が報じている。
新たな配信サービスは、3社が3分の1ずつの所有権を持ち、ディズニー傘下のESPN+とHulu、およびワーナー・ブラザース・ディスカバリー傘下のMaxでも視聴可能となる。この合意により、各社はそれぞれの強みを生かし、スポーツ配信の新時代を牽引することになる。
この共同プロジェクトにより、3社は莫大な投資を要する放映権の負担を軽減し、より多様で包括的なスポーツコンテンツを加入者に提供することが可能となる。ESPN+、Hulu、Maxの加入者は、追加料金なしで新しいプラットフォームにアクセスできるようになる。
スポーツの放映権といえば、Netflixが米プロレス団体WWEと10年間で年間平均5億ドルの大型契約を発表したばかり。AppleもMLS(米メジャーリーグサッカー)と1シーズンあたり2億5000ドルの大型契約を結んでいる。
今回の3社による新しい取り組みは、スポーツエンタテインメント市場における新たな成長戦略として位置づけられる。
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