ナポリのワルテル・マッツァーリ監督が、ミラン戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

11日、セリエA第24節でナポリはアウェイでミランと対戦した。

昨シーズンの王者ながら、今シーズンは苦戦を強いられているナポリ。上位進出に向けて勝ち点を積み上げたいところだが、優勝を争うミランとの一戦では苦しむことに。25分にテオ・エルナンデスにゴールを奪われ、1-0で敗戦となった。

失点後、得点チャンスもありながら活かせなかったナポリマッツァーリ監督は「運がなかった」と振り返り、ゴールを奪われたテオ・エルナンデスについては対策を準備していたと明かした。

「我々の責任は、相手のゴールの際の原因となったポジショニングのミスだ。ただ、我々のパフォーマンスが良ければ、少し運が良ければ同点に追いつくことができ、さらには勝つこともできたはずだ」

「今週、我々はテオの動きを徹底的に研究し、彼を制限するために何をすべきかを知っていた。残念ながら注意力が欠けていたが、私は個人の話をしているのではなく、そこでミスをしてしまったと言いたいだけだ」

ポジショニングのミスにより失点してしまったナポリだが、それ以外のパフォーマンスにマッツァーリ監督は満足感を示し、バルセロナとの対戦を控えるチャンピオンズリーグ(CL)での戦いに意気込みを語った。

「この分析の後、我々はミランを抑え込んだと言わざるを得ない。前半の彼らの猛烈なプレスの後、我々はよりクリアになり、彼らは疲れていた」

「もしいくつかのプレーが成功し、運が良ければ同点に追いつくことができただろうし、逆転することもできたかもしれない。後半は良いプレーができたが、それはシステムとは関係なく、我々が戦っていたという事実と関係していた。とても素晴らしく、我々は優れていた」

「このパフォーマンスを考慮すれば、我々はチャンピオンズリーグ圏内を争えると信じなければならない。目標は依然として4位であり、今夜も長い時間見せたように、自分たちを表現できれば、そうしたことも言えるようになるだろう」

「残り15試合があり、自信を持っている。我々には成長中の選手もおり、復帰しつつある選手もいる。道のりはまだ長いが、順位を上げることができる」

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