レスター・シティなでしこジャパンDF宝田沙織とMF籾木結花を指揮官が絶賛した。イギリス『テレグラフ』が伝えた。

両選手は、10日にホームのピレリ・スタジアムで行われた女子FAカップ5回戦、バーミンガム・シティ戦に先発出場。宝田は75分までプレーし、加入後初ゴールを含む1ゴール1アシストの活躍を見せ、籾木もフル出場でチームのベスト8入りに大きく貢献した。

宝田と籾木は、今冬に揃ってスウェーデンのリンシェーピングFCからレスターへ加入し、瞬く間に欠かせない存在に。ウィリー・カーク監督は試合後、2人の技術レベルを称賛。加入直後にも賛辞を贈っていたが、この日の大勝を受け、欠けていたピースがはまったのだと、改めて両選手を称えている。

「2人はとても早く(チームに)馴染んでくれた。本当に、本当に素晴らしいフットボール選手だ。沙織は、ボールタッチの質によって(その瞬間に)時間を得られるのかを理解している。厳しいプレスに遭っていても、しっかりとコントロールできるので、瞬間瞬間に余裕がある。ボックス内でも(相手が)彼女からボールを奪うのは苦労するだろう」

「沙織がサインしたときに、私は彼女が『ミッシング・リンク』だと言ったと思うんだ。実際、プレーの多くが彼女を経由しているし、大部分に関与していることは明らかだろう?」

「結花はコンスタントに魔法のようなきらめきを見せてくれる。サポーターにとっても、我々にとっても素晴らしいことで、2人の加入は本当に重要だった」

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