U-23ブラジル代表のFWジョン・ケネディが、パリ・オリンピックの出場を逃したことを悔やんだ。ブラジル『グローボ』が伝えた。

11日、パリ・オリンピック南米予選を兼ねたCONMEBOLプレオリンピックトーナメントが行われた。

予選を勝ち上がった4カ国による総当たりのリーグ戦。ブラジルは2位で最終戦を迎え、アルゼンチンに勝利すればパリ・オリンピック行きの切符を手にできるところだった。

オリンピックを連覇しているブラジルが敗退となれば大きなエクスキューズとなる中、アルゼンチンがライバル相手に粘りを見せて0-1で勝利。ブラジルはまさかの予選敗退となってしまった。

これまで予選で先発出場を続けてきたケネディだが、大事な最終戦ではベンチスタートに。32分間の出場となったが、自身が力になれずに敗退したことを悔やんだ

「これは悲しみであり、恥だ。ブラジルほどの規模のチームがオリンピックから外れるわけにはいかなかった」

「悲しいけど、少し恥ずかしい。いや、少しではなくとても残念だ」

また、敗因についてはメンタルの問題を指摘。自分たちが良くなかったとした一方で、今後のキャリアには違う目標を持って臨むとした。

「勝ちたいという気持ちが少し欠けていたと思う。出場してゴールを決め、重要な試合を終わらせるまであと少しだった。僕たちはそこで罪を犯してしまった」

「頭を上げたい。人生は続いていく。僕たちが期待した結果ではなかった。でもキャリアを続けて、より大きなものを探さなければいけない」