ユニバーサルテレビジョンが、アルフレッド・ヒッチコックの名作「裏窓」やデビッド・フィンチャー監督作「ゲーム」のテレビシリーズ化を含む4作品の企画開発を進めていることがわかった。米Deadlineが報じた。

プロジェクトをリードするのは、「スクリーム(1996)」や「ラストサマー」といったホラー映画の脚本家として知られるケビンウィリアムソン。彼の制作会社アウターバンクス・エンターテインメントは昨年12月にユニバーサルテレビジョンと包括的契約を締結しており、このほど具体的な作品が発表された。

サスペンスの傑作「裏窓」を再構築する「Rear Window(原題)」は、動画配信サービスPeacock向けに制作される。ウィリアムソンが制作総指揮と脚本を兼ね、ジョン・デイビスとジョン・フォックスが制作総指揮に名を連ねる。

フィンチャー監督作「ゲーム」のテレビシリーズ版は、映画の脚本を手がけたジョン・ブランカトーとマイケルフェリスが製作総指揮を務め、脚本家探しが進められている。

その他にも、イギリスサイコスリラー作家ルース・ウェアの小説をサラ・L・トンプソンウィリアムソンの共同脚本でドラマ化する「The It Girl(原題)」、機能不全に陥った一家が、崩壊寸前のノースカロライナの漁業帝国を存続させようと奮闘する姿を描くオリジナル作品「The Waterfront(原題)」が予定されている。

「スクリーム」脚本家がリメイク 写真:Everett Collection/アフロ