賢いし、飼い主に忠実で愛情深い犬、ジャーマンシェパードは人間にとって最高のパートナーだ。そのやさしさは一緒に暮らしている小さな存在にも発揮される。
生まれて間もない子猫を引き取ったところ、先住犬であるジャーマンシェパードのテニーは誰に自ら率先して甲斐甲斐しくお世話をするようになった。
子猫はこの日、自分の力で階段をのぼる挑戦をしていたのだが、心配で仕方がないテニーは、飼い主が止めるのも聞かずに、口にくわえて階段の上まで連れて行ってしまったのだ。
生まれて間もない子猫は、最近この家の家族になったばかりだ。誰よりも子猫に愛情をそそぎ、つねに見守っているのは、先住犬のジャーマンシェパードのテニーだ。
子猫はこれから、この家で暮らすために様々なことを学んでいかなければならない。
この日子猫は自力で階段を登ることにチャレンジしていた。そのため飼い主はテニーに、子猫のそばに行かないよう指示していた。
飼い主はそれを見守りながら撮影を行っていのだが、子猫が心配でたまらないテニーは、階段を上がってしまい、そばで子猫の様子を見ている。
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ついに見ていられなくなり、子猫を口にくわえて運んでしまう
飼い主は「子猫は大丈夫だから」と言っているのに、どうしてもテニーは、大きな段差に戸惑いながらよちよちと上がろうとする子猫から目が離せない。
とにかくテニーは、小さな弟のことが心配で、手助けをしたくてたまらないのだ。
子猫は1段、もう1段と少しずつ這い上がり、テニーのそばにたどり着いた。すると、いてもたってもいられなかったテニーがついに動いた!
彼は当初、鼻先で子猫を押し上げようとしたのだが、なかなかうまくいかない。母猫が子猫にやるように首のあたりをくわえようとするも、これもうまくいかない。
それでも子猫だけで階段をのぼらせることが心配だったテリーは、やさしく頭ごとくわえて、階段の一番上まで運んでいったのだ。
階段をのぼりきったテリーは、子猫を口から離し、「もうこれで安全」とばかりに、満足そうに子猫の横に座ったのだ。
子猫が自力で階段を上がる訓練はこうして中断されたわけだが、過保護すぎるテリーに守られながら、子猫はきっとやさしい子に育つことだろう。
この動画は2018年05月24日の記事で紹介していますが、再びXで話題になっていたので、編集して再掲載してお届けします。
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— Why you should have a cat (@ShouldHaveCat) February 9, 2024
written by parumo
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