11日、KAT-TUN・亀梨和也と山下智久がインスタライブを実施。2020年に山下がスマイルアップ(旧:ジャニーズ事務所)を退所して以来、4年ぶりの共演となった。亀梨のソロイベントでも共演することが発表され、歓喜の声があがっている。
「亀と山P」再結成が実現した背景には、2人の「心残り」があったようで…。
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■「2人で一つ」だった亀梨と山下
亀梨と山下は2005年のドラマ『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)での共演を機にユニット「修二と彰」を結成。2人で歌った『青春アミーゴ』は162万枚を売り上げ、当時社会現象になった。
17年にはドラマ『ボク、運命の人です。』(同系)で共演し、「亀と山P」として活動した。バラエティ番組では、2人で遊びに行ったエピソードを披露するなど、公私共に“2人で一つ”だった。
だが、20年に山下が事務所を退所後は共演もなく、「亀と山P」は事実の活動休止状態に。それだけに、今回のインスタライブでの共演を喜ぶファンも多かったのだろう。
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■亀梨のソロイベントで共演
11日のインスタライブでは、亀梨が「出会いからもう25年経つ」と振り返り、山下も「これだけ長い間、友人関係を保つのってすごいよね」と同調。別々の道に進んだ現在も、仲の良さが窺える。
さらに、2人の口から嬉しい発表が。2月23日、昨年12月から開催中の亀梨のソロイベント「Inside23(インサイドミー)experiment No.0」に山下が来ることを明かしたのだ。この日は亀梨の38歳の誕生日で、4年ぶりに2人でステージに立つという。
「亀と山P」再結成にも期待がかかる。
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■「10億円の夢舞台」が幻に
久しぶりに2人でステージに立つことを決めた背景には、「心残り」があったようだ。あるレコード会社関係者は、「20年に『亀と山P』としてアルバム『SI』をリリースし、ドームツアーを開催する予定でした。ですが、新型コロナの影響でアルバムは発売中止、ツアーも実施されませんでした。2人共、アルバムを出せなかったことを気にしていたのか、今回のインスタライブでもこの件について謝罪していましたよ」と話す。
このイベントが実現していれば、大反響になるはずだった。「大阪の京セラドームで2日、東京ドームで2日の計4日間開催予定でした。この4日、会場が満席だった場合、チケット料金やコンサートグッズ等の収益を合わせれば、少なくとも10億円以上になると期待されていたんですよ」(前出・レコード会社関係者)。
「10億円の夢舞台」が幻になったことは、2人にとってもショックだったことだろう。
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■旧ジャニーズとOB共演実現の背景
これまで、現役のスマイルアップタレントと辞めたタレントが共演するケースは少なかった印象だ。
だが、昨年10月、Sirabee編集部がスマイルアップに対して、今後現役タレントとOBが一緒に仕事する可能性はあるか問い合わせたところ、同社からは「これまでも、弊社所属タレントは、退所したタレントの方々とお仕事をご一緒しております。今後も、新たに設立される新会社にて様々な関係者の皆さまと協議をしながら進めてまいりたいと思っております」という回答が寄せられていた。
今回、亀梨と山下の共演が実現した背景には、こうした事務所内の「変化」もあったのかもしれない。23日、亀梨と山下はたくさんの人に“青春”の輝きを見せてくれるはずだ。
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■執筆者プロフィール
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
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