立春を迎えた京都 春の訪れを感じさせる梅が美しい季節です。今月2月17日より観梅の虎丘庵特別拝観をスタートします。今回は事前の予約受付のみとなり当日受付はございません。この特別拝観では一休禅師の晩年の住処、虎丘庵を住職の案内で拝観いただきます。また拝観後、場所を移動し境内にある庫裡喫茶室にて住職と歓談しながら喫茶をお楽しみいただきます。

虎丘庵は元、京都の東山にあったものを一休禅師がこちらに移築をされたものです。禅師は晩年、妙勝寺(一休寺の前身)を再興し戦乱の都を離れこちらで過ごされました。大徳寺の住持として復興に尽力されるも自身の住まいとしてこちらから通われていました。

そんな一休禅師を慕い、多くの文化人がこちらの庵に尋ねていたそうです。その中には侘茶の祖として知られる村田珠光の姿もありました。禅師に参禅をする中で茶の湯に禅を見出し自身の境涯を育て侘茶を大成しました。茶道のルーツがまさにここに在ると言えます。

室内は銀閣寺の東求堂の思わせる書院造で明かり窓と付書院が特徴的です。こちらの窓から禅師の墓所を見ることが出来ます。そして禅師の墓所を彩るかのようにこの時期、白梅をご覧いただくことができます。

拝観後のお寺で提供している丹波小豆の善哉を亀山スタイルで提供。お餅は八幡市にある走井餅老舗のお餅となります。また地元京田辺市の奥西緑芳園のお抹茶を園主のご案内とともに提供。喫茶後、受注販売を行います。挽き立ての抹茶をご自宅までお届けいたします。

■観梅虎丘庵特別拝観詳細

日程 2月 17,20,22,23,24,27,29

現在、電話にて予約受付 0774-62-0193(10時から16時

時間 11時、13時、14時、15時/日 各定員 10名

志納料 3000円/1人(別途拝観料500円必要)

内容 約20分の住職による虎丘庵の案内と自由拝観

   その後、庫裏にて住職と歓談しながら喫茶

   喫茶内容 抹茶 奥西緑芳園「芳草の白」

        菓子 都松庵 丹波善哉 八幡走井餅老舗の餅

        特撰ほうじ茶 奥西緑芳園

当日、奥西緑芳園の出張販売あり※23.29はお休み

■電話予約窓口

酬恩庵一休寺 0774-62-0193

京都府京田辺市薪里ノ内102 

配信元企業:酬恩庵

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