3月8日深夜24時52分からスタートするドラマ25『これから配信はじめます』(テレビ東京系)。各話の主演キャストとして、松井愛莉、加藤史帆(日向坂46)、小笠原海(超特急)、堀家一希、池田鉄洋の出演が決定した。
■「ライブ配信」がテーマのオリジナルドラマ
同ドラマは、“ライブ配信“を題材に、配信に集うライバーとリスナーを双方向から描いたオリジナルドラマ。現代に足りていないフレンドリーなつながりを描きながら、受け身の自分から積極的に行動する自分へ、一歩進もうと思えるドラマだ。
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■全4話のオムニバスストーリー
第1話の主演・桂木美緒を演じるのは、女優・モデルとして幅広く活躍している松井。多彩な演技を魅せる松井が、ある秘密を抱える女性を繊細に演じる。
第2話の主演・大人気ライバーのかすみを演じるのは、地上波のドラマ初主演となる、加藤。所属グループ日向坂46のアイドル活動に加え、情報番組やバラエティーでもマルチに活躍。そんな、老若男女問わず人気を博している加藤が、2つのキャラクターを演じ分ける難役に挑戦する。
第3話では、若手男性アーティスト集団EBiDANのメンバーで、音楽ユニット超特急のメンバーでもある小笠原と新進気鋭の若手俳優・堀家がダブル主演を務める。普段はサラリーマンだが、ライブ配信ではメイク系ライバーとして人気のキラ(本名:木之本光)役に挑戦。堀家は、推しであるキラの配信を見ることにハマっているリスナー・水戸匠を演じる。
第4話の主演は、美緒(松井)の父親・桂木祐介を演じる池田。脚本家としても活動し、ドラマや映画、舞台など数多くの作品に出演。様々な役を演じてきた池田が、同ドラマでは、無口で厳格な父親を演じ、ライブ配信をきっかけに、不器用ながらも優しく娘と向きあっていく姿に注目だ。
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■「これでいいんだ!」と思えるドラマになれば
各話で主演を務める5人から、出演オファーを受けたときの感想、演じる役どころの感想が届いた。
松井:素直に嬉しかったです。私が演じる美緒は誰にも言えない悩みを抱えています。言えたらどれだけ楽か。私も昔から思っている事を伝えるのがとても苦手で殻にこもっていた時期がありました。そんな悩んでいる方たちに寄り添えるドラマにしたいと思いました。
小さいころからの違和感や色んな葛藤、そして言えないもどかしさ、そんな想いを必死に隠して抑えて生きて来た苦悩をひとつも落とさないよう、繊細な感情を大事に演じようと思いました。
みんな何かしら悩みを抱えて生きていると思います。見てくれた方、そして悩んでいる方の肩の荷がおりて、これでいいんだ! と少しでもそのままの自分を愛せる、そっと寄り添える、そんなドラマになればと思っております!
加藤:お芝居に挑戦したいという気持ちが強かったので率直に嬉しかったです。最初マネージャーさんから伝えられたときドッキリかな? と思うくらい驚きました。精一杯演じさせていただきたいと思います。
脱力系ライバーのかすみ役を演じさせていただきます。私自身脱力系と言われることがあるので、似ている部分があるかなと思います! かすみの過去にも注目していただきたいので楽しみにしていてください。
ライブ配信アプリから繰り広げられる物語で、きっと視聴者のみなさんが共感できるような、心に寄り添えるような部分もあると思います。ぜひ、全4話楽しみにしていてください! よろしくお願いします。
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■「ハートウォーミングなストーリー」
小笠原:最初にお話を聞いたときに何か新しい一歩を踏み出す、そんな背中を押すような作品だと思いました。出演できることを光栄に感じています。この作品を観てくださった方に自分らしさとは何かを少しでも考えていただけるきっかけになれば嬉しいです。
本を読んだときに光という役はひとりだと自信がない印象をうけました。ただ、人とのつながりをへて自分らしさを再発見し一歩踏み出すことの出来る芯の強い人物で凄く共感することが多いと感じました。
光と一緒に自分らしい姿と出会える、そんな作品になるよう演じられればと思いますので皆様楽しみに待っていただけると嬉しいです。
堀家:率直に嬉しかったです。僕自身“推し”がいる訳ではないですが、今回の役と一緒に“推し”のいる生活を楽しんでいけたらと思います。
良い意味で人間らしい役だなぁと思います。自分の中の優先順位も明確で、面倒くさいのは面倒くさい、と自分に正直なところも好感が持てます。
はじめまして、堀家一希です。本作は、生配信、推しなど、最近っぽさもありつつ、人の成長も描かれた人間ドラマです。ぜひ、僕の演じる匠がどう成長していくのかも楽しんでくれると嬉しいです。お楽しみに!
桂木:人と人とのつながりの大切さを感じられる、ハートウォーミングなストーリーなので、オファーをいただけて、とても嬉しく、ワクワクしました。
娘のために奔走する健気な父親ですね。かなりムリめなピンチも訪れますが、ライブ配信が彼を助けてくれて…と、これ以上は話せません!
人気配信者のように愛される父親になれたら嬉しいので、ライブ配信アプリのPocochaを見ながら役作りします。楽しんでいただけましたら幸いです。
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■どのキャラクターも全員愛おしいです。
プロデューサーの正井彩夏氏と佐々木梢氏からのコメントがこちら。
正井氏:誰でも配信したり配信をみたり、当たり前にリアルとデジタルが融合する今の日常を、5人の主人公とともにあたたかく描いたドラマです。全4話のオムニバスストーリーではありますが、1話〜4話、どこかで少しずつ繋がっています。どのキャラクターもそれぞれのカタチでライブ配信と向き合っていて、全員、愛おしいです。
自分に近い誰かに自分を投影して見ていただくでも、応援したくなる誰かに寄り添って見ていただくでも、様々な楽しみ方や刺激を提供できたらと思います。金曜深夜に、ホッと、ウルっと、あたたかい時間をお届けできたら幸いです。ぜひご覧ください!
佐々木氏:ライブ配信をきっかけに人々が触れ合い、成長する物語。誰でもライブ配信をしたり、観たりする世の中なので、今にピッタリな企画だと思いました。1話を観て理解できなかったシーンが、4話を観ると答えが分かる、そんな仕掛けをストーリーに散りばめています。
今回はオムニバスストーリーのため、下さんと我人さんの脚本家お2人にはそれぞれの色を前面に出していただきました。そして、それを熊坂監督が演出する。面白くないわけがないです! 金曜の夜に、心温まる5人の物語をぜひお楽しみください。
■各話あらすじ
第1話「言いたいことが言える魔法が欲しい」
思いを口にするのが苦手な役所職員の桂木美緒(松井)は友人の岩田千春(梶原ひかり)に秘めた想いを抱いていた。美緒は、脱力系ライバーかすみ(加藤)のライブ配信を覗き、好きなことを好きなように話している空間に戸惑いを覚えつつも羨ましさを感じ始める。自分の本心から逃げ続けていた美緒は、意を決して自らライブ配信をしてみることに。
第2話 「なりたい自分に、なれる魔法を」
お嬢様系ライバーとして活動しているかすみ(加藤)は、じつはネタ切れ気味の貧乏ライバー。かすみはアルバイトとライブ配信で生計を立て、現実とは異なる自分のなりたい姿でチヤホヤされる配信空間に居心地の良さを感じていた。そんなある日、メイク系ライバーのキラ(小笠原)との偶然の出会いにより、ハリボテの生活が明かされてしまう大ピンチに陥る。
第3話 「配信を続けてもらうために、俺はなんでもする!」
アパレル企業に勤めている水戸匠(堀家)の日課は、推しのライバー・キラ(小笠原)の配信をみること。ある日、他部署から異動してきた先輩・光とキラは同一人物という衝撃の事実に気づく。その日の夜、匠はキラがライブ配信で「仕事がうまくいっていなくて配信を休もうと考えている」と発言したのを聞いてしまう。
第4話 「魔法は使えない、時間も戻せない、でも奇跡はあるんだ!」
桂木美緒(松井)の父、桂木祐介(池田)は焦っていた。美緒が友人・千春(梶原)に渡そうとしていたパンダの人形をなくしてしまったのである。藁にもすがる思いで『仮面オジサン』としてライブ配信を始める裕介。別のライバーの所へも「人形を探している人がいる」とコメントが届き、思いやりが次々と伝播していく。ついに人形に関するコメントが裕介に届くが、その一方で、タイムリミットも迫っていた。
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