現地時間2024年2月11日、【第58回 NFLスーパーボウル】の全米視聴者は“邪悪な”サプライズを受けることになった。撮影開始から1年以上を経て、アリアナ・グランデとシンシア・エリヴォが主演する実写版映画『ウィキッド』のファースト・ルックが、第1クオーターのCM中についに解禁された。

 グランデは、映画でエリヴォ演じるエルファバの相手役、善き魔女グリンダを演じている。予告編では、2人が初対面する姿が収められており、グランデはエリヴォを見て、「あなた緑色ね!」と驚いた様子で話しかけている。

 約1分間の予告編には、エリヴォが「Defying Gravity」を歌唱する場面も含まれており、ドラマ『ブリジャートン家』のジョナサン・ベイリーがフィエロ役、ジェフ・ゴールドブラムがオズの魔法使い役、ミシェル・ヨーがマダム・モリブル役として出演している。

 他にもイーサン・スレーターとボーウェン・ヤンがキャストに名を連ねるジョン・M・チュウ監督によるブロードウェイ・ミュージカルウィキッド』の実写映画版は、昨年を通してイギリスで撮影された。グレゴリー・マグワイアによる同タイトルのベストセラー小説を映画化した今作は2部構成で、1作目は感謝祭に全米で公開され、2作目は2025年に公開が予定されている。

 今年1月、グランデはインスタグラム・ストーリーズに、エリヴォ、チュウ、そして映画の他のキャストたちと“永久に、そしてできれば絡み合ったままで”いたいと綴っていた。「(グリンダ)との1年(以上)を1分たりとも忘れることはない」と彼女は付け加え、「まだ言葉が出てきません。でも。ありがとう、ジョン、こんなにも思いやり、率直さ、優秀さ、優しさを持って先導してくれて。あなたのように場を仕切る人を見たことがありません」と続けていた。

アリアナ・グランデ、主演する実写版映画『ウィキッド』のファースト・ルック映像が解禁