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 棚に陳列された商品の出し入れが頻繁に行われるスーパーで、四半世紀近く前の板チョコレートが未開封の状態で発見された。

 そのチョコレートは、ちょうど2つの棚の間に挟まっていたという。この1件がSNSでシェアされると「食べてみるべきかどうか」というところに議論が集中したようだ。

 一般的な板チョコレートの賞味期限は、常温保存で1年ほどだというが、さすがに24年たったチョコとかどうなのだろう?

【画像】 スーパーマーケットに隠された24年前の衝撃的な発見

 オーストラリアに住む男性がFacebookの人気グループ「Old Shops Australia」に投稿し、スーパーマーケットで働く妻が2000年のシドニー・オリンピックの板チョコを見つけたことをシェアした。

 男性によると、彼の妻が勤めるスーパーマーケットでは改装工事が行われていて、棚の一部が移動していたそうだ。

 そのため、これまで24年間放置されたままになっていた板チョコが、2つの棚の間に挟まっている状態で発見された。

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 未開封で、中にはチョコレートが入ったままになっていたという。

 シェアされた画像には、イギリスのチョコレートメーカー「キャドバリー」の250gの板チョコのパッケージにシドニー・オリンピックのマスコットであるカモノハシのシド、ハリモグラのミリー、ワライカワセミのオリーが描かれている。

 賞味期限は2001年7月30日とある。

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24年前のチョコにユーザーら盛り上がる

 24年前のチョコレートに驚いたSNSユーザーらは、Facebookでかなり盛り上がったようだ。

・すごい!懐かしい!24年前のブロックチョコレート!誰か試食しない?いくらするんだろう?スーパーマーケットの清掃と更新から何年経ったんだろう?

・発見者は一口食べたのかな?私なら食べてみるだろうな。

・いや、そのまま博物館に行ってほしい気持ちもあるし、包装を解いているところを見たい気持ちもある。

・当時の思い出がよみがえるよ。

・そんなに長い間この板チョコが放置されてたのなら、スーパーの清掃員はクビになるべきだ。

・すごい発見だ!この年、私は高校生だったんだ。

・包装紙だけで、eBayでは35ドルで取引されている。私だったら持っておくね(笑)

 なお、投稿主の男性によると未だチョコは未開封の状態にしてあるという。

 味見をするかしないか、について質問が寄せられると「24年もの間きっと棚の奥で何度も溶けては固まっただろうから味見は遠慮するよ」と返信している。

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チョコレートが安全に食べられるのはどのぐらいまで?

 ちなみに、ラベルに記載されている賞味期限の日付多くは安全性ではなく品質を示すものだが、米農務省によるとダークチョコレートの場合、未開封で適切に保存されていた状態なら、製造日から約2年は安全に食べられることかできるようだ。

 ただし、ミルク・チョコレートやホワイト・チョコレートに関しては、消費可能な期間は1年ほどになるという。

 未開封で適切に保存された場合は1年、開封して適切に保存された場合は6~8か月ということだ。

 チョコレートの専門家の中には、ワインが熟成するようにチョコレートも時間が経てば経つほど美味しくなると考える人もいるらしいが、さすがに24年間棚の奥で眠っていたチョコレートは口の中よりも博物館行きが向いているかもしれない。

References:Shocking 24-year-old find hidden in supermarket/ written by Scarlet / edited by parumo

 
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食べるべきか?やめとくべきか?24年前のチョコレートがスーパーの棚奥から発見される