スパイダーマン」のソニー・ピクチャーズが贈る、マーベル初の本格ミステリーサスペンス『マダム・ウェブ』が2月23日(祝・金)に公開される。このたび、本作の日本語吹替版声優が解禁となった。

【写真を見る】主人公のキャシーを演じる大島優子のアフレコ風景

未来予知の能力を持つマダム・ウェブ誕生の物語を描く本作。ある事故をきっかけに未来が視えるようになったキャシー(マダム・ウェブ)は、偶然に出会った3人の少女が黒いマスクの男に殺されるという悪夢のようなビジョンを見てしまう。彼女たちに隠された「重要な使命」を知ったキャシーは、3人を助けることを決意する。だが、最悪の未来を見たことから物語は予想もつかない方向へ動きだしていく。先日、本作の日本語吹替版で、未来予知の能力を持つ主人公マダム・ウェブことキャシー役を俳優の大島優子が務めることが解禁されていた

今回、さらに作品を彩る登場キャラクターの声優として、潘めぐみファイルーズあい伊瀬茉莉也子安武人萩原聖人坂本真綾ら総勢6人の出演が明らかになった。偶然キャシーと出会った「重要な使命」を持つ3人の少女たちのうち、ジュリア役を潘、アーニャ役をファイルーズ、マティ役を伊瀬が担当する。また、少女たちを執拗に追い続ける今作のヴィランである謎の黒いマスクの男、エゼキエル役を子安武人が演じることも明らかになった。また、萩原、坂本の演じるキャラクターは現段階では明かされていない。

ジュリアの声を担当した潘は「いつかはと夢見ていた、マーベル映画への参加。『マダム・ウェブ』のもと携わらせて頂けるなんて、本当に光栄です。張り巡らされた記憶、紡がれる物語、未来を癒すための戦いを、どうぞご堪能下さい」と本作に関してコメント。また、ファイルーズは「それぞれ異なった個性を持つ3人組ですが、そのなかでもアーニャは一歩引いて見ていることが多く、彼女の立ち位置や気持ちを考えて表現するのがとても難しかったです」、伊瀬は「マティは、スケボーが好きな10代の活発な女の子。ノリが良くすぐ調子に乗っちゃうところや食いしん坊なところもティーンエイジャーらしく可愛いなぁと思います」とそれぞれが演じたキャラクターについて語っている。また、まだ役名が明かされていない萩原は自身の役について、「映画の中でとても重要な役割をはたし、ファンから愛される大らかで愛情深い人物です」、坂本は「お腹に赤ちゃんがいて、命の神秘を感じながら過ごしている幸せオーラいっぱいの女性です」と明かした。

萩原、坂本はそれぞれどんなキャラクターを演じるのだろうか?「スパイダーマン」のスタジオが贈る壮大な本格ミステリー・サスペンスに期待が高まる。

■<日本語吹替版声優コメント>

潘めぐみ(ジュリア役)

「いつかはと夢見ていた、マーベル映画への参加。『マダム・ウェブ』のもと携わらせていただけるなんて、本当に光栄です。ジュリアの持つ繊細さと大胆さ、その塩梅を調整しつつ、キャシーたちと関わることで変化していくその過程と、じっくりと向き合う機会を頂けた事が大変有難かったです。数奇な運命に導かれて出会った、キャシー、ジュリアアーニャ、マティ。まだ完成されていない、どこかちぐはぐで、アンバランスな関係性が、温度を持って変化していくのを感じながら、演じさせて頂きました。張り巡らされた記憶、紡がれる物語、未来を癒すための戦いを、どうぞご堪能下さい。マーベルを愛する方にも、ここから出会うという方にも、どうか楽しんで頂けますように」

ファイルーズあい(アーニャ役)

アーニャを演じさせていただきます、ファイルーズあいです!それぞれ異なった個性を持つ3人組ですが、そのなかでもアーニャは一歩引いて見ていることが多く、彼女の立ち位置や気持ちを考えて表現するのがとても難しかったです。そして『未来が見えるからといって、変えられないわけではない』という作品のテーマにもとても勇気づけられましたし、従来のファンの方は思わずニヤリとしてしまうようなシーンも盛りだくさんで、見どころたくさんの作品です!お楽しみに!」

伊瀬茉莉也(マティ役)

MARVEL作品は欠かさず劇場で観てきました。その中でも特に愛してやまないのが『スパイダーマン』シリーズ。これ以上ない興奮と喜びでどうにかなりそうでした!家の中で思わず『やったぁぁぁー!!!!』と叫んでしまうくらい(笑)マティは、スケボーが好きな10代の活発な女の子。ノリが良くすぐ調子に乗っちゃうところや食いしん坊なところもティーンエイジャーらしく可愛いなぁと思います。抱えている悩みや不安に対しての葛藤、いざとなると仲間想いなところも素敵だと思います。演じていて、とても気持ちの良い真っ直ぐな性格で、こんなに魅力的な愛すべきマティを演じさせて頂けて幸せです。今作はMARVEL作品初のミステリー・サスペンス要素もあり、3人の少女たちの未来が物語にどう影響してくるのか一緒にドキドキしながらご覧いただけると嬉しいです!」

子安武人(エゼキエル役)

「今回、謎の黒いマスクの男、エゼキエル役に指名していただき大変光栄に思っております。今作はマーベル初のミステリー・サスペンスということで細かいことは秘密ですが、エゼキエルが物語の核の部分を担っている存在であることは間違いないので、自然と演技にも力が入りました。スリル、サスペンス、アクション、そして、先が読めない展開にきっと貴方はワクワクするでしょう。予備知識なしで楽しめる『マダム・ウェブ』どうぞよろしくお願いします!」

萩原聖人

マーベルは大人になっても、いつもワクワクした気持ちを与えてくれる存在なので、出演が決まった時は感無量でした。演じさせていただいた役は映画の中でとても重要な役割をはたし、ファンから愛される大らかで愛情深い人物です。いろいろなマーベルヒーローがいるのと同じように、人の救い方にはさまざまな形があると思います。普段気づかないけれど自分を救ってくれる存在は世の中に、そして実は近くにたくさんいるよと、この映画はそういう事に気づかせてくれる愛と優しさに満ちた作品だと思います。是非お楽しみください」

坂本真綾

「まだ役名をお伝えすることができないのですが、今作の中で重要なキャラクターのひとりである人物の吹き替えを担当させていただきました。お腹に赤ちゃんがいて、命の神秘を感じながら過ごしている幸せオーラいっぱいの女性です。絆を紡いでいく女性たちのしなやかな強さに、見ている私まで力がみなぎってくるような物語でした」

文/鈴木レイヤ

潘めぐみ、ファイルーズあい、伊瀬茉莉也、子安武人らが日本語版声優に決定!/[c] & TM 2024 MARVEL