株式会社博報堂DYホールディングス(東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)は、国際的な環境非政府組織 (NGO) であるCDPにより、気候変動に対する「目標設定」「行動」「透明性」などの取り組みと環境問題におけるグローバルな活動のリーダーシップが認められ、環境先進企業として最高評価である「気候変動Aリスト」に初めて選定されました。

■CDPについて

CDPは2000年に設立し日本では2005年から活動する国際的な非営利団体です。環境問題に高い関心を持つ世界中の機関投資家などの要請に基づき、企業や自治体に対して、気候変動、水資源保護、森林保全などの環境問題への取り組みの促進と情報開示を求める活動を行っています。世界の主要企業の環境活動に関する情報を収集・分析・評価し、気候変動に関する取り組みと情報開示において最も優れた企業を「気候変動Aリスト」として毎年認定しています。2023年度は約20,000社の評価が行われ、346社 (うち日本企業109社) が「気候変動Aリスト」に選定されました。

CDPはESG投資の判断基準の一つとして採用するなど、企業のESGへの取り組みに注目する世界中の投資家から重要な投資判断基準として活用されています。


■当社グループの気候変動に関する取り組みについて

博報堂DYグループは、2050年度までのカーボンニュートラル実現 (*1)を宣言しました。具体的な取り組みの一つとして、2030年度のCO2排出量を2019年度(2020年3月期)比で50%削減するという中間目標を設定いたしました。その実現のために、従来の省エネルギー削減活動だけでなく、再生可能エネルギー由来電力の比率を2030年度時点で全体の60%、2050年時点で100%の導入を目指すほか、廃棄物削減やリサイクルについての目標も設定しております。

博報堂DYホールディングスは、2019年4月~2024年3月期の中期経営計画(*2)において取り組むべき4つの取り組みのひとつに「サステナブルな企業経営のための基盤強化」を位置付けました。循環型の価値創造モデルに基づき、サステナビリティゴールである「生活者一人ひとりが、自分らしく、いきいきと生きていける社会の実現」を目指すことを掲げました。

今後は中期経営計画の重要な1つのテーマとして、グループを挙げて、サステナブルな経営環境を整備してまいります。

*1)博報堂DYグループのScope1 (直接排出) およびScope2 (間接排出) が対象。

https://www.hakuhodody-holdings.co.jp/news/corporate/2022/05/3584.html

*2)博報堂DYホールディングスの中期経営計画はこちらをご参照ください。

https://www.hakuhodody-holdings.co.jp/group/businessplan.html

博報堂DYホールディングスのサステナビリティへの取り組み

博報堂DYホールディングスでは、2022年にサステナビリティ推進室を設置し、継続的なESGへの取り組みを強化するとともに、マテリアリティ(重要課題)の設定および見直しを行いつつ、サステナビリティやESGに関連する情報の開示拡充に取り組み続けてまいります。

気候変動への取組みとしては、博報堂DYホールディングスとして、2022年5月に「気候関連財務情報開示タスクフォース」の提言に則した目標設定および情報開示を実施しました。また、同提言への賛同表明以降、気候変動に対する取組みを強化していくなかで、新たに温室効果ガスの総排出量を指標とした削減目標を設定いたしました。

この削減目標の達成に向けて、オフィスでの再生可能エネルギーの導入など、 さらなる環境負荷低減のための適切なアクションに取り組み、 脱炭素社会の実現を目指してまいります。

*博報堂DYホールディングスのサステナビリティに関する取り組みはこちらをご参照ください。

https://www.hakuhodody-holdings.co.jp/csr/

配信元企業:博報堂DYホールディングス

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