読売ジャイアンツ・読売巨人軍

野球解説者江本孟紀氏が、自身のYouTubeチャンネルで読売ジャイアンツユニフォームに提言をした。

 

■巨人のユニフォームに江本氏が…

江本氏は「巨人のユニフォームにちょっとね、お願いがあるんですよ」と切り出す。

続けて「背中に選手の名前が入ってないわけですよ。これはアメリカでもヤンキースなんて有名ですわね、これは後ろに入ってません。それはなぜかというと、スーパースターとか、レギュラークラスとか、こうなると、名前が入ってなくても番号と姿や形だけでわかりますよね」と話す。

そして「これはシーズン中、多くの人に目に触れる場合のメジャーリーグの話ですけど。日本でもそうですね。名前がなくても王、長嶋は書いてなくてもね、それはもう一目でわかる。今でもそういう選手たちはいっぱいいるわけですが」と語った。

 

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■キャンプ・オープン戦まではネームを…

江本氏は「キャンプオープン戦までは、ぜひ選手の背中に名前入れてほしい。背番号より名前を入れてほしい」と提言する。

そして「キャンプオープン戦ではレギュラーではない選手が多く入ってくる」と指摘したうえで、「担当記者はいいですよ。 ずっとそこにいますから 、誰かわかるでしょうけども。しかしキャンプの時期というのは、いろんな人がいろんな仕事で見に行ったりとか、ファンの人もあちこち見に行ったりするわけです」とコメント。

そのうえで「そういうときのためにね、巨人もぜひとも背中に選手の名前を入れてほしいなというのが、 最近感じたことなんです」と語った。

 

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■江本氏が独自の提案

名前をつけてほしい理由を江本氏は「新しい選手は覚えてもらいたい。俺はこういう選手というアピールをする意味でも、 背中に名前を入れてほしいということなんですよ」と力説。

そして「今さらたしかに、ああだこうだ言って仕方ないですけど」と前置きしたうえで、「1軍と2軍は違うよということで言えばね、キャンプ・オープンで1軍に登録されるまでは名前ありと。 それからシーズンが始まる直前に1軍の選手が全部決まって、シーズンに入るぞというところで、名前なしの背番号カッコいいユニフォームにするという方法はどうでしょうか? キャンプオープン戦までは背中に名前の入ったユニフォームに」と提案していた。

 

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■2023年から背ネームなしに

読売ジャイアンツは2023年シーズンから背中に個人名をつけないユニフォームに変更した。

名前は1970年代前半まではつけないタイプが主流だったが、70年代中期ごろ各チーム入れるようになった。現在日本のプロ野球では、巨人を除くすべての球団が名前の入ったユニフォームを着用している。

巨人が名前を外したことについては「かっこいい」という意見がある一方で、「選手が誰だかわからない」「レプリカユニフォームを買うときに名前が入っていないのでは価値が下がる」など、不満の声も存在する。

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■江本氏が巨人のユニフォームに提案

江本孟紀氏、巨人のユニフォーム独自提言 「キャンプ・オープン戦だけでも名前を」