マンチェスター・ユナイテッドデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドは、先輩からの意見を積極的に取り入れているようだ。『The Athletic』が伝えた。

昨夏ユナイテッドが大金をはたいてアタランタから獲得した待望のストライカー、ホイルンド。加入時に背中のケガを負っていたことでデビューが遅れ、デビューしてからもチャンピオンズリーグ(CL)以外ではゴールが遠いという状況だったが、昨年末の第19節アストン・ビラ戦でようやくプレミアリーグ初ゴールを決めた。

そこから調子を上げたこの21歳は、直近の第24節アストン・ビラ戦まで出場した4試合全てでゴールをゲット。プレミアリーグで最も若く5試合連続得点を記録したのは1998年の元フランス代表FWニコラ・アネルカ氏(当時アーセナル)とのことだが、ホイルンドはそれに次ぐ若さでの記録達成だという。

そんな好調の理由を『The Athletic』が追究。アタランタ加入当初もなかなかセリエAでゴールが奪えなかったこと、プレミアリーグサッカーに慣れるのにも時間がかかったこと、当初は遠慮しすぎてなかなかボールを持てなかったこと、移籍時のケガの影響によりコンディションがようやくピークに達したこと、エリク・テン・ハグ監督が取り組んでいる再現性を意識した練習の成果など、さまざまな要因が考えられるが、経験豊富な先輩からアドバイスをもらっていることもプラスに働いている模様だ。

ホイルンドはデンマーク代表のチームメイトでもあるMFクリスティアン・エリクセンや、同じく北欧出身のスウェーデン代表DFヴィクトル・リンデロフといったベテランたちと比較的仲が良いようで、熱心に話を聞いているとのこと。また、先日UEFAプロライセンスの講習の一環としてキャリントン(ユナイテッドの練習場)を訪れていた元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシ氏とも、練習の合間に長く話し込んでいたようだ。

ファン・ペルシ氏はかつてアーセナルやユナイテッドで活躍し、プレミアリーグ得点王にも2度輝いた歴史に名を残すストライカー。会話の中から得点に繋がるヒントが得られたのかもしれない。

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