2023年12月に封切られたイーライ・ロス監督の最新作「サンクスギビング」が、本日2月14日からプレミア配信される。配信開始を記念して、ホラー演出の舞台裏に迫る特別映像(https://youtu.be/yyI5XGCKC9I)と本編映像の冒頭10分(https://youtu.be/ZqTww4T3Mio)が公開された。

【フォトギャラリー】「サンクスギビング」メイキングシーン

メガホンをとったのは、「ホステル」「グリーン・インフェルノ」などを手掛けたホラー界の鬼才イーライ・ロス。クエンティン・タランティーノ監督とロバートロドリゲス監督がタッグを組んだホラー映画グラインドハウス」(07)の中で上映された、ロス監督のフェイク予告編を長編映画化した。

物語の舞台は、1年で最も盛大な祝祭「感謝祭(サンクスギビング)」の発祥の地・米マサチューセッツ州の田舎町。謎の殺人鬼によって、感謝祭の食卓に並ぶご馳走に模した残虐なやり口で次々と住民たちが殺害されていく。パトリック・デンプシー、アディソン・レイ、マイロ・マンハイム、ジェイレン・トーマス・ブルックス、ネル・ベルラーク、リック・ホフマン、ジーナ・ガーションらが出演した。

マサチューセッツ州プリマス。1年に1度の感謝祭に沸き立つ人々だったが、ダイナーで働く女性が何者かに惨殺される事件が起こる。その後も1人、また1人と消えてゆく住民たち。彼らは皆、感謝祭の食卓に並ぶご馳走に模した残酷なやり方で殺害されていた。街中が恐怖に突き落とされるなか、地元の高校の仲良しグループのジェシカたちは、ジョン・カーヴァーを名乗る謎のインスタグラムの投稿にタグ付けされたことに気づく。そこには豪華な食卓が用意され、自分たちの名札が意味深に配されていた。

特殊メイクを担当したのは、「ザ・ホエール」でアカデミー賞に輝いたアドリアン・モロー。特別映像で、ロス監督は「映画の趣味が似ていて、彼の技術は超一流だ。生首がリアルすぎて、部屋に入るたび、『死体だ』と思う」と全幅の信頼を寄せる。生々しい殺害シーンやリアルな死体は、CGを使わずに特殊メイクで作りあげた。ロス監督は「感謝祭の晩餐で必ず話題になるような衝撃的で恐ろしい作品を作りたかった」とコメントしている。

本作は、低予算ながら興行収入1000万ドルを超える大ヒットとなり、米批評サイト「ロッテントマト」でも高評価を獲得している。続編の製作も決定し、2025年の感謝祭シーズンの公開を目指している。

早くもデジタル配信開始! (C)2023 TriStar Pictures, Inc. and Spyglass Media Group, LLC. All Rights Reserved.