彼女のスバル「BRZ」はワーク「ZR10 2P」装着の足元美人! サーキット用「インプレッサ」と2台体制で楽しんでいます

スタンスにこだわり抜いたBRZは「お出かけ用」

女子オンリーの男子禁制イベント「ガールズカーコレクション(GIRLS CAR COLLECTION)」が2023年11月23日に東京・秋葉原UDX地下車場で開催されました。クルマ好きの女子オーナー車が約30台集合した中から、今回は一見ノーマルながらよく見ると足まわりの完成度が高く仕上がっていたスバルBRZ」のオーナーに話を聞いてみました。

購入してまずはシートをBRIDEに変更

3年ほど前にスバルBRZ GTのオーナーになったという佐藤志絹里さん。それまでは「インプレッサ」でサーキットを走っていたそうだが、

「友達と会うのにちょっとカッコいいクルマに乗りたいなと。インプはサーキット用にして、他にお出かけする用のクルマが欲しいなと思って」

ということでBRZを購入したのだという。86ではなくBRZを選んだ理由は、

「86ってよく見かけるじゃないですか。でもBRZは見かけないなと思ってBRZにしました」

とのことだ。ノーマルのBRZユーズドで購入し、まず手を入れたのはシートだったという。

「前に乗ってた人が身体が大きかったのか、ちょっとシートが擦れてたんですね。恥ずかしいなと思って、女性専用じゃないけど小さいサイズがあるって聞いて、運転席側だけBRIDEのシートを入れました。シートレールは一番上げてるんですけど、あんまり顔が上に出ないんですよね。で、次が足とステアリングでした」

外観より足まわりのセッティングにこだわる

佐藤さんのBRZは一見すると大きなカスタムが加えられていないように見えるが、ホイールの面合わせや絶妙なキャンバー角、車高の設定など、足まわりはかなりこだわったセッティングとなっている。その仕様とはどんなものなのだろうか。

「車高調はD-MAXなんですが、バネを326Powerに交換してこのクルマに合わせたセッティングにして、ヘルパースプリングも入れています。低いので、なるべく擦らないようにバネレートは若干硬くしてるんですけど、それでも乗り心地がいいように組んであります。アームも一部326Powerにしてあります。ホイールはWORKなら1mm単位でオーダーできるので、このクルマに合わせたものにしていますが、本当はこのホイールだとビッグキャリパーが入らないんで、ちょっと小細工をして5mmかわして装着しました」

スタンス系スバルBRZ GTの女性オーナー

フェンダーが干渉するのでツメも切っているんですが、鉄板が薄いので強度が落ちないように溶接を残したまま切って、錆びないように加工してます。あとは3Dアライメントでの調節ですね。コンセプトはあまり余計なことはしないで、シンプルでカッコいいクルマです。あとは、車検に通せることですかね」

あとは細かい部分の修正だけ

ステアリングに関してはナルディにクイックリリースのシステムを装着しているが、じつはあまり外したことはないのだそうだ。シンプルがコンセプトということで、今後もボディなどに大きな変更を加える予定はないそうだが、細かい部分は修正していく予定もあるという。

「今後はマフラーが地面に当たって減ってるので、そこをどうしようかなって考えていて、社外品で多少上がるのがあれば、それでもいいかなって思って。あとはリアに3mmスペーサーを挟むと出すぎちゃうのでキャンバーを若干起こそうかなっていうのと、リップスポイラーを付けようか悩んでいるところです」

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クイックリリースのシステムを装着しているが、じつはあまり外したことはないのだとか