過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティー「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(毎月第1~3金曜夜9:00-9:30 第4金曜テレビ朝日地上波放送終了後/ABEMA SPECIALチャンネル)の2月9日配信回では、老若男女に愛される唯一無二のピン芸人ハリウッドザコシショウが審査員長として登壇する、新たな賞レース企画「ネクスト“ハリウッドザコシショウ”になれる可能性があーる1グランプリ」を開催した。

【写真】承子クラーケンにつめよるハリウッドザコシショウ

当企画は、「“ネクストザコシ”と言われる若手芸人がいない」というお笑い界の問題を解決するべく、ハリウッドザコシショウにあこがれる若手芸人を集め、次世代のキテレツスターを発掘する新たな賞レースで、初開催の今回は、エントリー総数123人のなかから、動画審査に合格したファイナリスト7名が登場する。

審査はハリウッドザコシショウと研究部メンバーが「ええやんボタン」を押し、ボタンが押された回数で評価されるのに加え、ファイナリストたちは、その場で審査員たちからアドバイスを受け、改善ネタも披露する。7名全員がネタを披露し終えたところで、ハリウッドザコシショウが優勝者を決定し、優勝者には“お笑い研究部出演権”が贈呈される。

■「ネクスト“ハリウッドザコシショウ”になれる可能性があーる1グランプリ」

前半戦の今回は、片倉ブリザード、承子クラーケン、秋山ローズの3名が、三者三様のキテレツネタを披露する。その2番手に登場した承子クラーケンが、研究部メンバーを巻きこんで大暴走し、ハリウッドザコシショウが思わず声をあらげることになる。

トップバッターの片倉ブリザードに続いて登場した承子クラーケンは、「どうも、スズメバチと戦う時は対話から入ります。お笑いソルジャー・承子クラーケンです」と名乗ると、次々とショートネタを披露する。奇声をあげ、全身を使ったネタに、研究部メンバーからは「見つかった!」「後継者じゃん」と、“ネクストザコシ”を期待する声があがる。

■ネタ終了後

しかし、ネタ終了後、承子クラーケンは「審査とか、アドバイスされにきたんじゃないんですよ。日本でも屈指の芸人が集まってるって聞いたんで、勝負しにきました」「まだ決着はついてない」などと発言し、平成ノブシコブシの吉村崇に即興ギャグ対決を持ちかけたり、「クラーケンブリザードタッグ組んでやりますよ!」とネタを終えた片倉ブリザードを再びステージに呼び、アルコ&ピースに相撲勝負を挑むなど大暴れの様子に、さすがのハリウッドザコシショウも「ヤバいなコイツ」と表情を引き引きつらせる。

そして、どうやって相撲をするのかと疑問を浮かべるアルコ&ピースに対し、「ルールなんか、ねぇよ!」と叫んだ承子クラーケンに、ハリウッドザコシショウは「あるよ!」と言葉をかぶせると、「ルールあんだよ! ルールのなかで暴れろよ!」と声をあらげて説教する。それでもなお相撲勝負をしようとする承子クラーケンだったが、「相撲やめて、ちょっと戻って」とオードリー若林正恭からストップが入り、相撲は中断となる。

その後も「終わってないでしょ! クラーケンの時間」と言い張る承子クラーケンに、見かねて「ナメてんのか!」とつめよるハリウッドザコシショウだったが、ハリウッドザコシショウに「いい根性してる」と言わしめた承子クラーケンの大立ち回りに、笑いと混乱が入り混じるカオスな展開となった。

ハリウッドザコシショウ登壇した「しくじり先生 俺みたいになるな!!」/(C)AbemaTV,Inc.