2024年2月13日米国イリノイ州メタワ発―レクリエーショナル船舶技術の世界的リーダーであるブランズウィック・コーポレーション(以下、ブランズウィック社、NYSE:BC)は、組み込みソフトウェア技術とミドルウェア・ソリューションのリーダーであるApex.AIとの新しい協力関係について発表しました。この提携により、Apex.AIのApex.GraceおよびApex.Idaの安全認証を受けた製品が、ブランズウィック社の進化し続ける自律航行・エコシステムと連携し、同社のACES(Autonomy, Connectivity, Electrification, Shared Access-自動運転、コネクティビティ、電動化、シェアリング)戦略の一環として統合されることになります。Apex.AIのソフトウェアは、自律航行技術を搭載した船舶におけるこれらのシステムのシームレスな統合をサポートし、さまざまなアプリケーションにおけるボート体験を向上させます。

                                       

Apex.AIのソフトウェアバンドルApex.OSには、モビリティ、スマートマシン、IoT向けの安全認証済みのソフトウェア開発キットApex.Graceと、安全で信頼性の高い高性能データ伝送Apex.Idaが含まれています。

自動ドッキングでドックにアプローチする様子

「業界をリードするソリューションの提供は、スムーズで円滑な消費者体験を提供するためにとても重要です。ブランズウィック社は、当社の自律航行機能をサポートするために、安全認証を受けたソフトウェア・ソリューションであるApex.OSを選択しました。」とブランズウィック社のオートノミー&ADASプログラム・ディレクターであるブランドンフェリマン氏(Brandon Ferriman)は語っています。


Apex.AIの最高経営責任者(CEO)であるヤン・ベッカー(Jan Becker)は、次のように述べています。「私たちは、レクリエーション・ボートの安全性、機能性、利便性を向上させるために、ブランズウィック社に協力できることを非常にうれしく思います。当社のソフトウェア・ソリューションは、ブランズウィック社の受賞歴のあるボートやマリン産業の現在および将来の一連のセンサーに簡単に適用可能です。自動ドッキング技術によって、ブランズウィック社のお客様のボート体験を向上させ、簡素化するお手伝いができることは、非常に喜ばしいことです。」

自動ドッキング機能ー低速でアプローチ

安全認証を受けたApex.AIのフレームワークとミドルウェアを統合することで、ボート愛好者たちは信頼性の高いシステム機能とパフォーマンスを享受することが可能になります。Apex.AIが提供するソフトウェアは、ブランズウィック社の受賞歴を誇るレクリエーショナル・ボート製品のラインナップを通じ、優れたブランド力と高い顧客満足度、およびすでにブランズウィック社が発表済みである2025年に自律航行ソリューションを商用化する計画をサポートします。

自動ドッキング技術

ブランズウィック・コーポレーションについて
Brunswick Corporation(NYSE: BC)は、海洋レクリエーションのグローバルリーダーであり、水上およびその先の体験を変革する革新を提供しています。私たちの独自でテクノロジー駆動のソリューションは、深い消費者の洞察に基づいており、"Next Never Rests(TM)" という信念によってインスパイアされています。ブランズウィックは、業界のリーダーシップを目指し、多くのお客様に対して最高かつ最も信頼されるパートナーであり続けること、従来の慣習に挑戦し未来を定義するためのシナジーやエコシステムを構築することに専念しています。ブランズウィックは60以上の業界をリードするブランドを有しています。Marine Propulsionのカテゴリでは、これらのブランドにはMercury Marine、Mercury Racing、MerCruiser、Fliteが含まれます。ブランズウィックの包括的な部品、アクセサリー、ディストリビューションテクノロジーブランドにはMercury Parts & Accessories、Land ‘N’ Sea、Lowrance、Simrad、B&G、Mastervolt、RELiON、Attwood、Whaleがあります。ボートブランドは世界でよく知られており、Boston Whaler、Lund、Sea Ray、Bayliner、Harris Pontoons、Princecraft、Quicksilverがあります。サービス事業、デジタル事業、シェリング事業にはFreedom Boat Club、Boateka、各種ファイナンス事業、保険事業、延長保証事業が含まれます。ブランズウィックは主にマリン産業にフォーカスしていますが、先進技術のポートフォリオを活用して、モバイルおよび産業用アプリケーションにおいて優れた一連のソリューションを提供することにも成功しています。ブランズウィックの本社はイリノイ州メタワにあり、25カ国で17,000人以上の従業員が活動しています。2023年には、ブランズウィックはフォーブス誌の「世界で最も働きがいのある会社」と、ニューズウィーク誌の「アメリカで最も責任ある会社」の一つに4年連続で選ばれました。また、U.S. News & World Reportによって「最も働きがいのある会社」の2023年リストに選ばれました。詳細については、www.Brunswick.comをご覧ください。

自動ルーティング進行中

ドッキング調整中


Apex.AIについて
Apex.AI は、機能安全認証を取得したベース・ソフトウェアのグローバルな開発企業であり、ソフトウェア定義型車両(SDV)およびモビリティへの迅速な移行を可能にします。同社のソフトウェア製品は、ROSやEclipse iceoryxなどの実績のあるオープンソースソフトウェアをベースにしています。独自のプロセスにより、機能安全、リアルタイム決定性、完璧な性能など、商用アプリケーションやセーフティクリティカルアプリケーションをサポートするために必要なものが追加されています。同社の主力製品は、車載グレードのリアルタイムで信頼性の高いソフトウェア開発キットであるApex.Graceです。Apex.AIの本社は米国カリフォルニア州パロアルトにあり、ベルリンミュンヘンドイツシュトゥットガルトスウェーデンのヨーテボリ、東京、韓国のパンギョにオフィスを構えています。現在までに、Apex.AI は以下の企業を含むAGCO、エアバスベンチャーズカナンコンチネンタルAG、ダイムラートラック、HELLA Ventures(ヘラ・ベンチャーズ)、ジャガーランドローバーのInMotion Ventures(インモーション・ベンチャーズ)、モーションベンチャーズLightspeed、オリリオン、トヨタベンチャーズボルボ・グループ・ベンチャー・キャピタル、ZFなど世界クラスのベンチャー投資家、金融投資家、戦略的投資家から7,500万米ドル以上を調達しています。https://apex.ai

配信元企業:Apex.AI Japan合同会社

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