2024年、「AI」は多くの業務や処理に関与し、質の高いアウトプットを実現するなど、より身近なものとして進化すると予測されます。また「AI」に関わる提供サービスが増える中、業務の生産性向上や作業効率化だけでなく、仕事や生活スタイルにも変革をもたらす、そのような時代が訪れようとしています。

 一方で、「AI」を活用したサービスは、主にクラウド側で処理されることが多いため、情報量の増加に伴い、通信速度の遅延やデータの安全性、サーバの設備コストや電力消費量の増加など、さまざまな課題も認識されるようになりました。これらを解決するため、クラウド側だけではなくエッジ側でも「AI」を活用し処理する役割が求められています。

 そこで当社は、「AI」処理の一端を担い、快適な操作性を追求した身近なデバイスを「AI PC」と位置づけ、その先駆けとなる商品として、AI専用エンジン内蔵のインテル(R) Core(TM) Ultraプロセッサーを搭載した、高性能モバイルノートPCdynabook R9」を商品化し、4月下旬から発売を開始します。

 本商品は、14.0型液晶搭載の薄型・軽量(約1.05kg)※注1ボディでありながら、モバイル性能の総合力の高さで、必要な時に必要な場所で「AI」が活用できるなどハイパフォーマンスを実現します。搭載したインテル(R) Core(TM) Ultraプロセッサーは16コア22スレッドで、高性能と省電力の両立を実現したほか、AI専用エンジン「インテル(R) AI Boost」(Neural Processing Unit 通称NPU)、「インテル(R) Arc (TM)グラフィックス」(Graphics Processing Unit 通称:GPU)を内蔵。「AI」処理においては、これらCPU、NPU、GPUの3つのエンジンが融合して効率的な「AI」処理を可能にします。さらに、当社独自技術「エンパワーテクノロジー」により、その高性能※注2を安定して維持させます。

 また、生成AIを活用した「Copilot in Windows」と関連する機能が呼び出せる「Copilot」キーも新たに搭載。「AI」の活用を加速させます。

 当社は、「AI PC」を利用者一人ひとりに最適化されたパーソナルデバイスとして提供することを目指し、今後も幅広いラインアップを提供していきます。

■新商品の主な特長

14.0型 プレミアムモバイルノートPCdynabook R9」(型番:P1R9XPBL):オープン価格

1)最新のインテル(R) Core(TM) Ultra プロセッサー搭載 インテル(R) Evo(TM) Edition準拠

 

インテル(R) Core(TM) Ultra プロセッサー搭載。CPUに加え、AI専用エンジン(NPU)「インテル(R)AI Boost」 、GPUインテル(R) Arc(TM) グラフィックス」の3つのエンジンを搭載し、高速処理と高い電力効率を実現します。

2)生成AIを活用した「Copilot in Windows」機能が呼び出せる「Copilot」キーを搭載。

3)14.0型液晶搭載でも、13.3型並み※注3の薄さ約15.9mmの薄型・軽量(約1.05kg)※注1マグネシウム合金ボディで持ち運びしやすい

4)約11時間(動画再生時)/約27時間(アイドル時)の長時間バッテリー駆動※注4

5)アメリカ国防総省制定MIL規格に準拠した耐久テストをクリア※注5した高い堅牢性

6)目の疲労を軽減するLow blue light液晶、Eyesafe(R) 2.0/RPF(R) 50の認証を取得。映り込みが少ないノングレアのWUXGA液晶搭載

7)狭額縁設計で没入感が高まった14.0型液晶。16:10の画面比率で、縦方向の表示領域が拡大し、作業しやすい

8)オンラインでのコミュニケーションが快適に行なえる

 

・AIが周囲の雑音を除去する「AIノイズキャンセラー※注6」

・「背景の効果」などの便利な機能によりTeamsやZoomなどのオンラインコミュニケーションを快適にする「Windows Studio Effects」

・キー操作ですばやくマイクの切り替えができる「ワンタッチマイクミュート※注7」

無線LAN規格「Wi-Fi 6E」対応

9)2way 4speakersと臨場感あふれるサウンドが楽しめる「Dolby Atmos(R)(ドルビーアトモス)」

低音用と高音用に独立した4つのスピーカーを、キーボード上部と底面に2個ずつ配置することで、力強い低音とクリアな高音を再現します。上向きのスピーカーと下向きのスピーカーのバランスをチューニングし、イメージを超える広がりのあるサウンドを目指しました。さらに、映画館で採用されている立体音響技術「Dolby Atmos(R)」は、リスナーを包み込むような没入感あふれる立体音場空間を創出※注8します。

10)「Microsoft Office Home & Business 2021」に加え、OneDrive 100GBのクラウドストレージなどの有料サービスを1年間無料で使える「Microsoft 365 Basic」※注9を搭載。コンテンツの製作や情報の整理、共同作業などがより簡単に行なえます。

商品の詳細は、下記ページをご覧ください。

https://dynabook.com/mobile-notebook/r-series/2024-spring-model/index.html

dynabook Days 2024」開催について

本年2月14日(水)・15日(木)東京、2月20日(火)名古屋2月28日(水)大阪にて開催する展示イベント「dynabook Days 2024」において、当社最新のXR(eXtended Reality)技術とAI技術を活用した新しいビジネス向けソリューションを提案します。今回発表しました新商品も、こちらのイベントでご覧いただけます。是非ご参加ください。

<参加登録>

https://dynabook.com/event/dynabookday/index.html

※注1:質量は平均値。製品により質量が異なる場合があります。

※注2:本製品に使われているプロセッサー(CPU)の処理能力は、お客様の本製品の使用状況によって異なります。

※注3:13.3 型はG シリーズ(2023 年5 月発表モデル)の約306mm(幅)× 約210mm(奥行)。R シリーズ(約312.4mm(幅)× 約224mm(奥行))との比較。

※注4:JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver.3.0)による値。JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver.2.0)の場合、約32時間。実際の動作時間は使用環境および設定などにより異なります。バッテリー充電モードの初期設定はAutoモードです。 AutoモードでAC接続状態および満充電に近い電池残量(約90%以上)が一定期間(約7日以上)継続すると80%充電の状態に移行します。その場合のバッテリー駆動時間はおおむね80%となります。

※注5: MIL規格に基づいて、一部当社が設定した試験条件に従い試験しています。無破損、無故障を保証するものではありません。

※注6:一部のオンラインミーティングアプリによっては、本機能が利用できない場合があります。

※注7:アプリの「マイクボタンによりミュートした場合、ワンタッチマイクミュートによるミュート解除ができません。

※注8:音響効果は、PCを設置する部屋の環境(周囲の材質、形状など)により異なります。

※注9:本PCでご利用いただく「Microsoft 365 Basic」は、利用開始手続きを行うことで、以降1年間利用料が無償(利用開始より2年目以降は有償)となります。サービスを継続して利用しない場合は、https://aka.ms/subsc-manageをご確認の上、サブスクリプションのキャンセル手続きを行ってください。キャンセル手続きを行わない場合は、定期請求で自動更新され、課金されます。

※画面はハメコミ合成です。

※画面は実際のイメージとは異なる場合があります。

※Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Core、インテル Core、Intel Evoインテル Evo、Intel Arc、インテル Arcは、アメリカ合衆国および/またはその他の国におけるIntel Corporation またはその子会社の商標です。

※OneDriveMicrosoftMicrosoft 365、Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

※Dolby、ドルビー、Dolby Atmos、およびダブルD記号は、アメリカ合衆国と/またはその他の国におけるドルビーラボラトリーズの商標または登録商標です。

Eyesafe、RPFは、EyeSafe Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

その他の本稿に記載されている社名・商品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。

配信元企業:Dynabook株式会社

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