衝撃的なスーパーゴールが誕生したはずだったが、まさかの結末が待っていた。

ゴールが生まれたのは13日に行われたチャンピオンシップ(イングランド2部)第32節のロザラム・ユナイテッドvsハル・シティの一戦だった。

プレミアリーグ昇格を目指すハル・シティと、最下位に沈むロザラムの一戦。開始4分にロザラムが先制するという意外な展開となった中、71分にその瞬間が訪れた。

ハル・シティの猛攻を受けたロザラムはなんとか耐えていた中、71分に相手のシュートがクロスバーを直撃。こぼれ球を自陣のボックス内で拾ったオリバー・ラスボーンは蹴り出さずにドリブルをスタートさせる。しかし、前からのプレスに追い込まれて戻ると、無理な体勢で前にパス。これをボックス内右でジェイデン・フィロジーンに奪われてしまう。

フィロジーンは、ボックス右を仕掛け、奪われたラスボーンが対応に行き滑ると、見事にかわし、そのままシュート。まさかのラボーナで蹴り出されたボールが左ポストに当たり、ネットを揺らした。

衝撃的なゴールは大きな話題に。「信じられないゴール」、「天才的だ」、「プスカシュ賞だ」と称賛のコメントが集まることとなった。

テクニックも含め、スタンドやネット上も大きく盛り上がったゴールとなったが、ゴールに決まる前にキャメロンハンフリーズが頭でわずかに触れており、記録はまさかのオウンゴール。スーパーなシュートだったが、ゴールは記録されない事態となってしまった。

なお、ハル・シティはその後に逆転ゴールを奪っており、1-2で逆転勝利を収めている。



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