マンチェスター・シティに所属するイングランド代表MFフィル・フォーデンが、チャンピオンズリーグ(CL)で50試合出場を果たした。13日、クラブ公式サイトが伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグが13日に行われ、マンチェスター・シティは敵地でコペンハーゲンと対戦。ケヴィン・デ・ブライネが全得点に絡むなど、3-1で勝利した。

 この試合にフル出場してダメ押しゴールを挙げ、勝利に貢献したフォーデンは、CL通算50試合出場を達成。データサイト『OPTA』によると、通算50試合出場を達成した25人目の選手になったほか、23歳261日での大台到達はイングランド人史上最年少の選手になったという。

 試合後、フォーデンは「これはシティのユニフォームを着てプレーした中で最も多くの試合に出場したシーズンだ。たくさんプレーすると、リズムが良くなり、最高のサッカーができるようになる。今年は調子が良くて、全力でチームを助けることができている」と今季の手応えを口にしながら、次のように続けた。

「先ほども言ったように、試合を重ねるごとに自分の足元が見えてきて、他の選手とのつながりが生まれ始める。それが本質だと思う。ポケットでプレーするのが好きだけど、今日はワイドでプレーして、それなりの仕事をしたと思う」

「(中央付近では)ただ生きているように感じる。試合に参加できているように感じるし、そこでは試合に参加することができる。いくつかのパスを交わすことで自信を深めることもできる。幼い頃からずっと10番でプレーしているから、慣れているんだよ」

 また、デ・ブライネとの連携からゴールを決めたフォーデンは「これは僕達にとって自然なことになっている。ケヴィンは僕達にとって重要な選手なので、戻ってきたことは重要だ。ケヴィンは動くための適切なタイミングに気づいてくれるので、僕の仕事を簡単にしてくれている。パスを送ることにおいてこれほど優れた選手は世界中にいない。一緒にプレーすることが楽しいし、僕たちにとって重要な存在だ」と同選手への賛辞を送っている。

CL通算50試合出場を達成したフォーデン [写真]=Getty Images