三笘のステップアップは実現するのか。本人の意向が気になるところだ(C)Getty Images

 ブライトン三笘薫がシーズン終了後、他クラブへ放出される可能性が高まったと、欧州メディアが報じている。

 イングランドサッカーサイト『FootballFanCast』は現地時間2月13日マンチェスター・Uが三笘獲得を目指していると伝えた。同メディアによると、ブライトンが今月10日、デンマークリーグのノアシェランからガーナ人FWのイブラヒムオスマンを獲得したことを発表しており、この新戦力の加入が三笘放出の布石であるとの見解を示している。

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 オスマンが夏の加入となることで、シーズン終了後に向け、多くのクラブが三笘獲得に動いていると伝える同メディアは、その中でもマンUの動きにフォーカス。「ユナイテッドとシーガルズの交渉の扉は開いた」などと綴っており、プレミア屈指のビッグクラブを移籍先有力候補と見込んでいる。

 今回のトピックでは三笘について「オールド・トラフォードに多くのファンを持つ、シーガルズのスター」と称しており、マンU関係者やサポーターからの注目度が高まっていることも強調。さらに、「ブライトンはミトマの放出に6000万ユーロ(約97億円)を要求するとみられている」と指摘し、その上でマンUにとっては「お買い得な金額」だと評している。

 また、三笘の今季のパフォーマンスにも触れており、「怪我とアジアカップへの参加で5試合を欠場したにもかかわらず、今シーズンのペナルティエリア内へのキャリー数は5大リーグで5位となっている」と指摘。

 その上で同メディアは「ミトマがイングランドサッカー界ですでに証明されていることを考えると、オールド・トラフォードでジム・ラトクリフ時代をスタートさせるのに最適な契約でもあるだろう」として、昨年末に発表された新オーナーの下、新たな体制での活躍にも期待を寄せた。

 他にも、「現在欧州サッカー界で最も有能なドリブラーの 1 人」と同メディアはスキルを絶賛している。サッカーの母国、イングランドで評価が高まり続ける三笘の去就の話題は、これから夏を迎えるまで、さらにメディアを賑わすことは間違いないだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

三笘薫が夏の移籍有力と現地報道 マンUが最右翼と英メディアが予想「シーガルズの交渉の扉は開いた」