俳優のマ・ドンソクが2月14日、東京・グランドシネマサンシャイン池袋IMAXシアターで行われた主演作「犯罪都市 NO WAY OUT」のジャパンプレミアに出席した。

【画像】ジャパンプレミアの模様

"マブリー"の愛称で親しまれ、「エターナルズ」でハリウッド進出も果たした国際派俳優にとって、公式のプロモーション来日は初めて。大歓声を浴びながら登場すると、「こんばんは!」と日本語で挨拶し、可愛らしいポーズを決めながら「実際に会ってみて、私のこと、かわいいですか?」とお茶目なコメントで会場を盛り上げた。

マ・ドンソクが主演に加えて、プロデュースも務める人気シリーズの第3弾。ベトナムでの凶悪犯一斉検挙から7年後、拳ひとつで悪党たちに立ち向かう"怪物刑事"マ・ソクト(マ・ドンソク)が、ソウル広域捜査隊に異動し、新種薬物事件の背後にいる新たな強敵と戦う。

韓国では興行収入100億円を超えるメガヒットを記録し、2024年上半期には、早くも第4弾の韓国公開が予定されており、「痛快アクションなので、ぜひご覧になって、ストレス解消してください」と自信のアピール。抽選で選ばれた幸運なファンとの"ハイタッチ会"も実施し、日本のファンとの交流を楽しんでいた。

ジャパンプレミアには、マ・ドンソクに加えて、共演する青木崇高と國村隼、「犯罪都市 THE ROUNDUP」から続投するイ・サンヨン監督が駆けつけた。イ・サンヨン監督が、青木と國村の起用について「マ・ドンソクさんから提案がありました。私も青木さんが出演した『るろうに剣心』を見ていましたし、國村さんのことは以前から尊敬していた」と明かすと、マ・ドンソクは「尊敬するおふたりとご一緒でき、しかも、こうして日本で再会できるのは、とても光栄」と敬意を新たにしていた。

青木が演じるのは、極悪非道な"ヤクザの解決屋"リキという役どころ。オファーを受け取り「マネージャーとすぐにハイタッチした」といい、「でも、10秒くらいして『カッコ悪いアクションは見せられないな』と、そこからは『るろうに剣心』のチームと一緒に、トレーニングの日々だった」と役作りを語った。また、「プロデューサーであるマ・ドンソクさんが、『足りないものがあれば、何でも言ってくれ』と言ってくれた。楽しかった、最高ですよ!」と感謝していた。

リキをソウルへ送り込む一条親分を演じた國村は、「シリーズの第1作から見ていて、大ファンでしたし、マさんからお声をかけてもらって、うれしかった」と感激しきり。マ・ドンソクは青木、國村に対し「青木さんが演じるリキを見た瞬間、この作品は完成したと思うほどすばらしかった」「國村さんが登場するシーンには、戦慄が走りました」と、それぞれ賛辞を送っていた。

「犯罪都市 NO WAY OUT」は、2月23日から東京の新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン池袋ほかで全国公開。IMAXでも同時公開される。

公式のプロモーション来日は初めて!