HRソフトウェアの企画・開発・サービス提供を展開するワークスタイルテック株式会社(所在地:東京都港区、代表者:ドレ・ロドリゲス・グスタボ、以下:当社)は、タレントマネジメントシステム『カオナビ』の開発・販売・サポートを行う株式会社カオナビ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長 Co-CEO:佐藤 寛之、以下:カオナビ社)に1月12日に対して株式譲渡および第三者割当増資を行い、2月16日に登記が完了し、完全に連結子会社としてカオナビグループに参画いたしましたので、お知らせいたします。

ワークスタイルテック株式会社:https://www.workstyletech.com/


■「人的資本経営」の実践に必要な人材データを一元管理できる時代へ

 企業が人的資本経営を実践する上では、人材データに基づく現状の把握、目標設定、仮説・検証、施策の実行が重要になります。ただ、正確な人材データを収集し、分析するには膨大な工数がかかるのが一般的です。現在、そうした人材データのマネジメントに活かせる様々なSaaS型のサービスが出てきています。

 ただ、こうしたサービスは機能ごとに商品化されているため、何を選べばいいのかわかりにくい状態にあります。また、複数のサービスを導入すると、データ連携の面で問題が生じるなど、使い勝手が悪いと当社は考えていました。そうした考えを持っていたところ、カオナビ社も同様の考えの元、「人材データプラットフォーム化」を進めていることを知り、それが今回のカオナビグループ参画へのきっかけとなりました。

■カオナビグループ参画の背景と事業シナジーに関して

 当社は、2016年に前身となるモティファイ株式会社の設立以来、一貫してHRソフトウェアの企画・開発・サービス提供を行ってきました。現在はスマホで完結できるクラウド労務管理システム『WelcomeHR』を提供しています。

 今回、株式譲渡および第三者割当増資の引受先となるカオナビ社は、中期経営方針で「継続的なARRの成長」を掲げています。実現に向けて、人材データベースを軸にさまざまなサービスと連携し、顧客に最適な UX(顧客体験)を提供する人材データプラットフォームを拡大しています。

 人材データマネジメントにおける理想像の実現と、事業のさらなる成長のため、パートナーを求めていた当社と、人材データプラットフォームの拡大を目指すカオナビ社の意向が合致し、この度、カオナビ社を引受先とする当社の株式譲渡と第三者割当増資の実行が決定しました。

 本件により、労務・タレントマネジメント領域の情報一元化を推進するべく、カオナビ社と共に労務管理サービス「カオナビ労務」をリリースします。これにより、同社の目指す人材データプラットフォームが強化されると共に、正規雇用市場および、カオナビ社が現在事業を展開していない非正規雇用市場において、当社の持つノウハウを生かすことができると考えています。


■株式の異動方法

 当社は発行済株式7,032株(A種優先株4,250株、普通株式2,782株)をカオナビ社へ株式譲渡いたしました。また、当社が実施した第三者割当増資に応じて株式会社カオナビは普通株式3,650株を引き受け、当社の議決権の51.8%を有する筆頭株主となりました。

■企業情報

ワークスタイルテック株式会社

事業内容:HRソフトウェアの企画・開発・サービス提供

代表者:CEO ドレ・ロドリゲス・グスタボ

本社所在地:東京都港区南青山2-15-5 FARO 1F

URL:https://www.workstyletech.com/


株式会社カオナビ

事業内容:タレントマネジメントシステム『カオナビ』の開発・販売・サポート

代表者:代表取締役社長 Co-CEO 佐藤 寛之、代表取締役 Co-CEO 柳橋 仁機

本社所在地:東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 38F

URL: https://corp.kaonavi.jp/

配信元企業:ワークスタイルテック株式会社

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