メーガン妃が異例の声明を発表し、物議を醸した新たなウェブサイトを擁護した。ヘンリー王子夫妻はリニューアルしたウェブサイトで、“サセックス公爵と公爵夫人”の称号と王室の紋章を使用したことから、「王族の地位を商業的利益に利用している」といった批判の声があがっていた。これに対しメーガン妃は、ウェブサイトをデザインした会社を称賛する言葉を述べた。

ヘンリー王子メーガン妃は現地時間12日、チャリティ財団「アーチウェル」の公式ウェブサイト“archewell.com”をリニューアルし、新たなサイト“Sussex.com”を公開した

ホームページではタイトル名「The Office of Prince HarryMeghan, The Duke & Duchess of Sussex(サセックス公爵と公爵夫人、ヘンリー王子とメーガン妃のオフィス)」が記され、その上にはメーガン妃の称号“サセックス公爵夫人”に与えられた王室の紋章が添えられた。

夫妻は2020年に王室離脱後も、“サセックス公爵と公爵夫人”の称号を保持することは許可された。しかし、夫妻が王室の称号や紋章をウェブサイトのタイトルに使用したことに、「王族の地位を商業的利益に利用しようとしている」「挑発的だ」と批判の声があがっていた。

これに対してメーガン妃が異例の声明を発表し、新たなウェブサイトを擁護するための言葉を述べた。掲載されたのは、夫妻の新たなサイト“Sussex.com”をデザインしたカナダのデジタル・エージェンシー「Article」の公式ウェブサイトだ。

メーガン妃は、過去に運営していたライフスタイルブログ「The Tig」や、「アーチウェル」の公式ウェブサイトを立ち上げる際に、同エージェンシーを利用した。

声明では「私がライアンやArticleの才能のあるチームと10年間一緒に仕事をしたのには、理由があります」と記し、こう続けている。

「それは彼らの細部への注意、創造性とケア、そしてデザインだけでなく、ユーザーエクスペリエンスへの思慮深いアプローチです。彼らは単なるデザイナーではなく、あなたのアイデアをビジュアルアイデンティティに昇華させるコラボレーターです。」

そして、「彼らはとても特別な会社です。それに彼らはカナダ人だから、私はファンなのです」と個人的な意見を加えた。なお、メーガン妃は女優時代に、ドラマ『SUITS/スーツ』の撮影でカナダトロントに住んだことがある。

ヘンリー王子夫妻の新たなウェブサイト“Sussex.com”は13日、メーガン妃が米国のポッドキャスト・ネットワーク「Lemonada Media」と新たなポッドキャスト契約を結んだことを発表した。

同サイトに掲載した声明文で、メーガン妃は「Lemonadaの素晴らしいチームに加わり、ポッドキャスティングへの愛を継続できることを誇りに思います」と述べ、このように続けた。

「女性が設立した会社で、示唆に富み、非常に面白いポッドキャストをサポートできることは、2024年の幕開けを飾る素晴らしい方法です。『Archetypes』を再リリースし、より多くの人々がアクセスできるようにする計画や、ダイナミックな新しいポッドキャストを立ち上げる計画も順調に進んでいます。」

ヘンリー王子夫妻は2020年にポッドキャストを配信する「Spotify」と巨額の複数年契約を結んだが、メーガン妃がホストを務めるポッドキャスト『Archetypes』の1シーズンを制作したのみで、2023年6月には契約が打ち切られた。新たな契約を結ぶことで、妃のポッドキャストも再開する見込みのようだ。

画像1枚目は『Misan Harriman Instagram「Lemonada Media Announces New Partnership with Meghan, The Duchess of Sussex.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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