2月10日から4月10日まで、無料動画配信サービス「TVer」とフジテレビのビデオ・オン・デマンド「FOD」で、フジテレビ系のドラマ40タイトル超が配信されている。その中には、竹内結子さんの代表作『ランチの女王』もあり、ネット上で歓喜の声があがっている。
改めて注目を集める竹内さんの素顔を振り返る──。
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■『ランチの女王』が初の無料配信
『ランチの女王』は、2002年に「月9」枠で放送されたラブコメディー。洋食店「キッチンマカロニ」を舞台に、竹内さん演じる主人公・麦田なつみと鍋島4兄弟の恋模様や彼らに関わる人達との交流を描いている。
主演の竹内さんをはじめ、江口洋介や山田孝之、妻夫木聡、山下智久など、豪華なキャストが並ぶ。同作が無料配信されるのは初めてだ。
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■現在も女優として高く評価
竹内さんは1996年のドラマ『新・木曜の怪談 Cyborg』(フジテレビ系)でヒロインを演じ、注目を集める。その後、多くのドラマや映画に出演し、数々の賞を受賞。
プライベートでは2人の子供が生まれ、公私共に順風満帆だったが、2020年9月にこの世を去った。亡くなって約4年経ち、彼女の代表作『ランチの女王』が配信されたことで、改めて竹内さんに注目が集まっている。
あるテレビ局関係者は、「シリアスな役からコミカルな役まで幅広く演じ分けていました。撮影現場での急な変更にも柔軟に対応でき、今でも女優として高く評価されています」と、女優としての能力を絶賛する。
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■スタッフを驚かせた現場での行動
高い演技力に加えて、人柄も好評だったようだ。前出のテレビ局関係者が続ける。
「映画やドラマの現場で差し入れする前に、共演者の好みをリサーチして飲み物やお菓子を持ってきていたそうです。体調を崩した人がいるといち早く気付き、声をかけることも多かったといいます。若手のADにも優しく、誰に対しても分け隔てなく接していたので、スタッフからも好かれていました。常に自分のことより、周りの人を優先していたので、驚かされましたよ」(前出・テレビ局関係者)。
この辺りも、長年彼女が女優として活躍し続けた理由の一つだろう。
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■「子供と過ごす時間を大切にしてた」
子供が生まれてからも、仕事と家庭を両立していたという。「毎朝6時に起きてお弁当を作ったり、仕事の合間を縫って送り迎えをするなど、お子さんと過ごす時間を大切にしていました。家庭を持つタレントやスタッフも、竹内さんのスーパママぶりに舌を巻いていましたね」(前出・テレビ局関係者)。
冒頭の『ランチの女王』配信決定が発表されると、X(旧:ツイッター)では「ランチの女王」がトレンド入り。ネット上では、竹内さんの演技に魅了される人の声が多数見受けられる。
今年で亡くなって4年経つが、今も彼女にはたくさんの人の心を動かす力があるのかもしれない。
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■執筆者プロフィール
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
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