「キック・アス」「キングスマン」シリーズを手掛けたマシュー・ボーン監督の最新作「ARGYLLE アーガイル」から、本作のために書き下ろされた楽曲「Electric Energy」のミュージックビデオ(https://youtu.be/j-aB0ueE8rc)が披露された。オスカー俳優も多数そろった豪華キャスト陣が登場している。

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楽曲を歌い上げるのは、本作で豪快なドライビングテクニックで車も船も巧みに操る技術者キーラ役で出演し、「ウエスト・サイド・ストーリー」(22)で米アカデミー賞を受賞したアリアナ・デボーズに加え、80年代の音楽シーンを象徴するスーパースターのボーイ・ジョージマドンナデビッド・ボウイなどの大物アーティストを手掛け80年代の音楽シーンを席巻した大物プロデューサーのナイルロジャース。

どことなくレトロな匂いも漂わせながら、ダイナミックで中毒性の高い、ボーン監督の仕上げる映画にぴったりな1曲だ。

ミュージックビデオには、デボーズ、ジョージロジャースはもちろんのこと、ヘンリー・カビル、ブライス・ダラス・ハワード、サム・ロックウェルブライアン・クランストンキャサリンオハラジョン・シナサミュエル・L・ジャクソンと本作に出演している豪華キャスト陣が参加。思い思いに小気味よくステップを踏む姿が印象的で、ボーン監督の世界観を堪能できる。

「ARGYLLE アーガイル」でもボーン節さく裂の数々のアクションシーンが用意され、高揚感や大胆さのあるスリリングな音楽が作品を彩る。特にオリジナルソング「Electric Energy」は、ボーン監督が自らチームを結成し、本作で描かれるひとつのアクションシーンを完成させるために書き下ろされている。

ボーン監督は「"心地よく気分が良い"感覚を表現するため、私が思いつく限り最も気分が良くなる音楽、つまりディスコを使うことにした。曲がかかればいつでも、笑顔になって足でコツコツとリズムを取らずにはいられないような音楽だよ。クラシックから、時代のエッセンスを真に捉えたオリジナルディスコまで、様々なディスコ曲を取り入れた」とこだわりを明かしている。

「ARGYLLE アーガイル」は3月1日から全国公開。

【「ARGYLLE アーガイル」あらすじ】

謎のスパイ組織の正体に迫る凄腕エージェント・アーガイルの活躍を描いたベストセラー小説「アーガイル」の作者エリー・コンウェイは、愛猫アルフィーと一緒にのんびり過ごす時間を愛する平和主義者。新作の準備を進めている彼女は、アルフィーを連れて列車で移動中に謎の男たちに命を狙われ、エイダンと名乗るスパイに助けられる。やがて、エリーの小説が偶然にも現実のスパイ組織の行動を言い当てていたことが判明。エリーの空想のはずだった世界と、命を狙われる現実との境界線が曖昧になっていくなか、敵の一歩先を行くべく世界中を駆け巡るエリーだったが……。

超豪華なミュージックビデオが完成 (C)Universal Pictures