飼い主認定された人物のもとへ最高のタイミングで猫が派遣される暗躍組織NNN(ねこねこネットワーク)は、海外では「猫流通システム(CDS)」と呼ばれているが、またしてもそれがらみの事案が舞い込んだ。
TikTokユーザーの女性は、ある日帰宅すると、見知らぬ黒猫がまるで自分の家のようにリラックスし、ソファで眠っているのを発見した。
このお宅では3匹の犬を飼っているのだが、黒猫はどうやらそのうちの1匹の犬に気に入られ犬用ドアから招待されたようだ。
全てはNNNの計画通りなのかどうかはわからないが、毎日訪れるようになった黒猫はこの家を制圧し、ボス的な存在に君臨しているという。
2022年1月21日、TikTokユーザーのドナ・ムノスさんは、帰宅してソファに見知らぬ黒猫が眠っていることに気付いた。
この黒猫はどうやって家の中に入ってきたのだろう?と思ったが、ドナさん宅は犬を3匹飼っている。ドアには犬用ドアが設置されているため、ここから入ってきたのだ。
犬のニオイがたっぷりと香る家の中に猫が単身で乗り込むのはかなり勇気のいる行動だが、ドナさんは、3匹の中で1番の立場が強いボス犬に気に入られて入ってきたと推測した。
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本当のところはわからないが、黒猫はかなりリラックスしており、我が家同然のふるまいで、リビングのソファでぐっすりと眠り込んでいた。
ドナさんがそっと黒猫に手を触れると、黒猫はあくびをして起きた。そんな奇妙な出会いだったが、実はこれこそが一家にとっての運命だったようだ。
黒猫は毎日ドナさん宅を訪問するように
以来、黒猫は毎日のようにドナさんの家にやってきた。
黒猫には飼い主がいるかもしれないと、ドナさんは、迷い猫の情報を出したり、病院に連れて行きマイクロチップの有無を調べたが、装着されていなかった。どうやら飼い主はいないようだ。
人懐っこい黒猫のなすがまま、自由に家に出入りさせることにしたら、好きなだけ家にいるようになった。
当初は3匹のうち2匹は黒猫に吠えていたが、同じ黒色をしたボス犬だけは同じ色のよしみなのかなんなのか、最初から黒猫を受け入れ、熱い友情を育んでいた。常に一緒に行動しているという。
この家になくてはならない存在に
思いがけない出会いから黒猫を飼い始めて2年が過ぎたドナさん一家。この2年の間、黒猫は家族からたっぷりの愛情を注がれ、大切にされてきた。
おかげですっかりドナさん宅のイエネコになったオス猫は、甘えることや愛情のお返しをしてくれることを覚えるようになったという。
家族みんながこの黒猫に夢中なのだ。
家族みんな、この子に恋しているわ。2年の間に、この子はようやく普通の猫らしいことができるようになったの。
甘やかされて暮らしているわよ。みんなもペットを甘やかすでしょう?
最近は、ボスぶりを発揮するようになってきたのよ。だけどご心配なく。我が家に招待してくれたボス犬には敬意を持って接しているわ
彼らは、いつも一緒に家の中を走り回っているわよ。散歩に行くときも眠るときも2匹は一緒よ。
他の2匹の犬と仲良くなるのはまだこれからね
ドナさんの動画を見たユーザーたちは、黒猫が猫流通システム(日本でいうNNN)によって派遣された猫だと指摘した。
人が猫を選ぶんじゃない、猫が人を選ぶんだ。いや、犬に選ばれたんかもしれない。知らぬ間に犬もNNNの組織の一員として活躍しているのかも?
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written by Scarlet / edited by parumo
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