お米を炊く時に出るとぎ汁は、普段そのまま捨ててしまう人も多いのではないでしょうか。お米のとぎ汁には、実は便利な使い道が多くあります。ただ捨ててしまう前に実践してみたい3つの活用法をInstagram投稿からご紹介。ぜひ参考にしてみてください。

お米のとぎ汁で洗い物や掃除を楽に

普段は捨ててしまいがちなお米のとぎ汁。意外な活用法を紹介してくれているのは、しーばママ(shi_bamama)さんです。主婦の毎日に役立つライフハックを多数投稿しているしーばママさん。とぎ汁に関するアイディアも早速参考にしてみましょう。

浸けおき洗い

ボウルに取っておいた、お米のとぎ汁。

そこに浸けるのは、ギトギト油汚れが付着したお皿です。

ピカピカになった白いお皿

しばらくしてから引き上げると…特に何もしていないにもかかわらず、ギトギト汚れが落ちています。

仕上げ洗いも楽にできるでしょう。

ギトギトの油汚れは、洗剤を付けてこすってもなかなか落としきれないものです。しーばママさんの裏技で洗う前の下準備をしておけば、洗い物の時間も短くできるのではないでしょうか。

床のワックス代わりに

床にスプレーを吹きかけている

またスプレーボトルに入れて床に吹き付け、ワックス代わりに使うアイディアも紹介されています。

スプレーで吹きかけた液体を拭き取っている

お米のとぎ汁にワックス効果があるかどうかについて科学的な根拠はなく、ツヤが出るかどうかは床材の種類によっても異なります。

実際にやってみたフォロワーからは「ピッカピカになりました」というコメントも寄せられているため、目立たない部分で試してから実践するのがおすすめです。

お風呂に入れて入浴剤代わりにも

浴槽に米の研ぎ汁を入れている

お米のとぎ汁は、お風呂に入れて入浴剤代わりに使うのもおすすめです。

お風呂の壁を手でこすっている

お米のとぎ汁が白くにごっているのは、お米の表面から流れ出たぬかによるもの。ビタミンを始めとする栄養素が、豊富であるといわれています。しーばママさんによると、お肌がスベスベになる効果を実感できるそうです。肌の乾燥対策にもおすすめできます。

ただし、濃いとぎ汁を大量に投入すると、お湯を落とした後の掃除が大変になってしまう可能性も。入れすぎには注意しましょう。また追い炊きすると、給湯器が故障する恐れがあります。

お米のとぎ汁が直接肌に触れるため、敏感肌の人やアレルギー体質の人は注意が必要です。目立たない部分で異常が出ないかどうか確認してから利用しましょう。何らかの異常を感じた場合、速やかに専門医に相談してください。

普段捨てているお米のとぎ汁を有効活用すれば、日々の生活を快適かつ楽にしてくれるのかもしれません。

しーばママさんのアイディアに対して、コメント欄では「捨てずに植木鉢とかには入れたりしていたけれど、洗い物がきれいになるのは知らなかった」「やってみます」といった意見が寄せられています。ぜひ自分に合った活用法を見つけてみてくださいね。

※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。


[文・構成/grape編集部]

出典
shi_bamama
※写真はイメージ