東京都港区の認定NPO法人エッジ(会長:藤堂栄子)は、読み書きの集団アセスメント発表会を2月24日オンライン開催します。

2023年度は日本財団の助成を受けて、公立小学校2か所(合計299名)、私立中学校(23名)、東京都港区(希望者114名、教育委員会後援)で読み書きの集団アセスメントを実施いたしました。「ディスレクシアだと気づかれず静かに困っているこどもたち」が早期発見により特性と自分に合った学び方を知り、適切な対応と支援につながり、本来の力を伸ばしていくことが目的です。

発表会では、実施の仕方からアセスメントの内容、結果からわかったことを報告するとともに、2024年度集団アセスメント実施希望団体を募集します。ご参加いただき、読み書きの困難さがある児童生徒の支援につなげていただければ幸いです。

詳細・申込 https://assess202402.peatix.com

  • 「ディスレクシアだと気づかれず静かに困っているこどもたち」がいます

令和4年に発表された文科省の調査結果によると、通常学級の中で学習または行動面で困難さを示す児童生徒の数は8.8%に上るとありました。これらの児童生徒は読み書き困難(ディスレクシア)だとわかっていれば対応もできますが、本人も保護者も教員も気づいていないケースがほとんどです。

読み書きが困難だと疲れやすく、自信を失いがちになり、対応を怠ると学習の遅れだけではなく、心身の不調につながることがあります。しかし現在ではICTの活用やいろいろな方法で補うことにより、文字を読んで手書きすることがすらすらと正確にできなくても、以前と比べるとそれほど大きな問題ではなくなってきています。

NPO法人エッジでは、「ディスレクシアだと気づかれず静かに困っているこどもたち」の早期発見、早期支援を重視し、集団でアセスメントを行う事業に力を入れています。「読み書きが苦手」なことで自信を失ったり傷ついたりしてからではなく、早期に適切な対応をすることで、自分に合った学び方を知り、本来の力を発揮できるようにすることをめざしています。

2023年度は日本財団の助成を受けて

公立小学校2か所(合計299名)

私立中学校(23名)

東京都港区(希望者114名、教育委員会後援)

で集団アセスメントを実施いたしました。

この度2023年度に実施した内容と意義、今回の試みからわかることについて発表いたします。

「ディスレクシアだと気づかれず静かに困っているこどもたち」は全国にいます。

ぜひご参加いただき、読み書きの困難さがある児童生徒の支援につなげていただければ幸いです。

  • 読み書きの集団アセスメント発表会 実施概要

日 時:2024年2月24日(土)14:00から16:30
方 法:オンライン(ZOOM) ※アーカイブ配信期間限定であり
参加費 :無料
主 催:認定NPO法人エッジ

申 込:https://assess202402.peatix.com

登壇者、内容
1.藤堂 栄子(星槎大学 特任教授、認定NPO法人エッジ代表)
      司会、趣旨説明

2.河野 俊寛 (北陸大学 国際コミュニケーション学部教授 URAWSSII開発)
      読み書きの集団アセスメントの内容と意義、検査内容 等

3.田中 美知子公認心理師、アセッサー)
      港区での実施を通して

4.私立中学校(系列の高等学校副校長より発表)
      私立中学校での実施について

5.広島県 公立小学校(事前録画による発表)
      公立小学校2年生~6年生の実施について

6.神奈川県 公立小学校(クラス担任より発表)
      公立小学校2年生、4年生の実施について

7.河野 俊寛
今回の試みからわかること

8.2024年度の実施校募集

9.質疑応答
  
当事業は日本財団の助成事業です。

【集団アセスメント発表会 お問い合わせ先】
NPO法人エッジ 相談・アセスメント事務局  担当:樋口、岩田  
edgegroup.assess@gmail.com

【参考プレスリリース】

読み書きアセスメントを東京都港区で無料実施。読み書きのスピード・流暢性と正確性について困難がある場合、補うための効果的な方法を提案します。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000109539.html

所在地:〒108-0014 東京都港区芝4-7-1 西山ビル4階
代表:藤堂栄子
設立:2001年10月
HP:https://www.npo-edge.jp/

認定NPO法人エッジhttps://www.npo-edge.jp/)はディスレクシアの正しい認識の普及と支援を目的とした特定非営利活動法人として、2001年10月に認定設立され活動しています。

行政、教育機関、研究者、メディアなど多方面に働きかけ、ディスレクシアの全ての人が活き活きと暮らせる社会にするために広く啓発活動を行い、ディスレクシアの人たちの支援、関係する人たちのネットワークを作っています。

代表の藤堂栄子(星槎大学特任教授)は、文部科学省特別支援教育ネットワーク推進委員会、厚生労働省社会保障審議会障害者部会委員会、読書バリアフリー法関連検討委員会など政府委員を務め、発達障害者支援法、障害者差別解消法、教科書バリアフリー法などの法律に携わっています。

【認定NPO法人エッジは皆様のご寄付で活動しています】

これまでの活動は皆様のご支援、お力添えによって実施、継続をすることができました。今後も活動をより多くの方に届けられますように、皆様のご寄付をお願いいたします。

ご寄付受付:https://congrant.com/project/npoedge/5598

【取材に関するお問い合わせ先】
認定NPO法人エッジ 広報 谷本綾乃 npoedge.press@gmail.com

配信元企業:特定非営利活動法人エッジ

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