第76回米監督組合賞(DGA)の授賞式が2月10日(現地時間)に行われ、「オッペンハイマー」のクリストファー・ノーラン監督が長編映画部門で受賞した。

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米監督組合には約2万人の会員がいる。75年に及ぶ歴史のなかで、DGA賞はアカデミー賞監督賞を占う上で最も信頼できる指標となっており、DGA受賞者がアカデミー賞監督賞を逃したのは8回のみ。昨年DGA賞を受賞した「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」のダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート監督もアカデミー賞監督賞を受賞している。

今年のDGA賞はほかに、初長編映画部門で「パスト ライブス 再会」のセリーヌ・ソン監督が受賞。また、ドラマシリーズ部門では「THE LAST OF US」のピーター・ホアー監督が受賞を果たした。

クリストファー・ノーラン監督 Photo by Pascal Le Segretain/Getty Images