株式会社メルカリ(以下、メルカリ)の子会社で、暗号資産ブロックチェーンに関するサービスの企画・開発を行う株式会社メルコイン(以下、メルコイン)は、2024年2月15日より、メルカリでの商品購入時(※1)に、保有しているビットコインを決済に使用できる機能(※2)を提供開始(※3)いたします。今回の新機能により、累計出品数30億品超のメルカリで、ビットコインを使ってあらゆるモノをシームレスに購入することが可能となります。


※1:メルカリShopsを除くメルカリアプリでのお買い物ビットコインをご利用いただけます

※2:メルカリ内のお買い物ビットコインの使用を選択した場合、保有しているビットコインを売却し、売却して得たお金をメルペイ残高へ自動でチャージ(入金)することで、メルカリお買い物の支払いに使用する決済方法です

※3:本日よりメルカリアプリをご利用のお客さまは段階的に利用が可能になります。また、ご利用にはあらかじめ「メルカリ」のビットコイン取引サービスで、ビットコインを保有している必要があります(ビットコイン取引サービスご利用には審査がございます。また、18歳未満の方、75歳以上の方は利用できません)

メルカリ」のビットコイン取引で生まれた新たなお買い物体験をさらにシームレスに

メルコインは、これまでビットコイン取引を行ったことがない方でも、かんたん・安心にご利用でき、ビットコインを身近に感じていただくことを目指して、2023年3月にビットコイン取引サービスを開始しました。開始7か月で利用者100万人を突破(※4)し、MMD研究所調査において「2023年に利用開始された暗号資産取引サービス」の項目でNo.1(※5)となりました。


メルカリ」のビットコイン取引サービスを利用するお客さまのうち、約8割(※6)は暗号資産取引を初めて経験された方となっており、これまで暗号資産取引を行ってきた方とは異なるお客さまからのご利用を拡大しています。そして、メルカリで不要品を売却して得た売上金でビットコインを購入し、ビットコインを売却してメルペイ残高に戻してメルカリお買い物をする、といった新たなお買い物体験も生まれていると考えられます。実際に、「メルカリ」のビットコイン取引サービスご利用いただいているお客さまのうち、約5割(※7)がビットコイン売却後にメルペイ残高を使ってメルカリお買い物を経験しており、そこで買われてきたモノは特別高価な商品などではなく、アパレルや家電、おもちゃ、推し活グッズ、日用品など、お客さま一人一人の日常に関係するさまざまな欲しいモノ、好きなモノが購入されています。



こうしたお客さまの現状・ニーズを踏まえ、ビットコインを使った新しいお買い物体験をさらに加速させる新機能を提供開始いたします。

また、ビットコイン取引サービスご利用のお客さまアンケート(※8)によると、保有ビットコインの使い方・使い道を理解していると回答した方は5割未満(45.7%)にとどまり、持ってはみたもののどう使ったらいいかがわからない方も多くいることが伺えます。このようなお客さまに、ビットコインを「持つ」だけでなく「使う」ことを通じて理解を深めて、ビットコインをもっと身近なものとして感じていただきたいと考えています。

※4:すべてのお客さまが申込可能となってから(2023年3月16日)のビットコイン取引サービスの口座開設者数

※5:MMD研究所「2023年暗号資産仮想通貨)に関する調査」調査結果より一部抜粋(https://mmdlabo.jp/investigation/detail_2297.html

※6:メルカリアプリ「ビットコイン取引サービス」申し込み時のお客さまアンケート調査結果(2023年10月4日時点)

※7:メルカリアプリ「ビットコイン取引サービス」でビットコインを売却した人のうち、売却後にメルカリ買い物をした人の割合(2023年10月4日時点)

※8:メルカリアプリ「ビットコイン取引サービス」ご利用のお客さまアンケート調査結果(2023年12月27日時点)

新機能概要

メルカリの商品購入画面より、ポイントの使用と同じようにビットコインを支払い方法のひとつとしてご利用いただけるようになります(※9・10・11)。また、ポイントや売上金との併用も可能です。




※9:「メルカリ」のビットコイン取引サービスで保有しているビットコインが使用対象となります

※10:保有しているビットコインを売却し、メルペイ残高に戻した日本円を支払いに使用します

※11:決済時、ビットコインの売却価格はスプレッド分が引かれた価格となります

あらゆる価値が循環するマーケットプレイスに向けて、日本や世界でも有数のビットコインを持つ・使う場所へ

これまで日本におけるビットコインをはじめとした暗号資産は、一部の方が利用するサービスとなっていました。暗号資産は価格変動の大きいリスク資産ということもあり、「損しそう(36.9%)」「何となく怖い(30.5%)」「購入資金がない(26.6%)」「ニュース・SNSを見てイメージが悪い(24.6%)」(※12)といったネガティブイメージや資金面での課題が存在しています。

ビットコインをもっと身近に感じてもらい、今後さらに多くのお客さまにご利用いただくためには、ビットコイン取引サービスで保有する人を増やすだけでなく、ビットコインの意味や価値、利便性を理解してもらうことが不可欠だと考えています。

株式会社メルコイン CEO 中村 奎太 コメント


「2023年3月にビットコイン取引サービスをリリースし、100万を超えるお客さまにご利用いただき暗号資産が少しづつ身近に感じていただけるようになってきたのではないかと思います。このステップをもう一歩大きく進めるべく、今回メルカリビットコインが使える世界を実現しました。いつものメルカリで、いつもの購入体験の中に当たり前のようにビットコインが存在する状態を作ることで、日常的に活用できるものであることを知ってもらい、新しい価値をより実感してもらえると思います。
 まだまだ暗号資産は投資の側面が強い中で、我々はメルカリを世界でも有数のビットコインによる決済が行われる場所にしていきたいと考えています。こうした新しい価値の循環によって、ブロックチェーンの世界との架け橋となれるよう、今後もさらにサービスを拡大してまいります。」 

メルコインは今後も、暗号資産ブロックチェーンの領域に関する新たな挑戦をより強力に推進してまいります。

※12:メルコイン調べ、暗号資産に関するアンケート調査結果(2023年2月時点)

配信元企業:株式会社メルカリ

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