和歌山市が生んだ偉大なる作家・有吉佐和子は、若き頃から読書に勤しみ、その生涯において 実に様々な作品を世に送り出し、多くの読者を魅了しました。
 有吉佐和子のように1つのテーマにとらわれることなく、今思っていること、普段から感じていること、ずっと疑問に思
っていること、大切な思い出、将来の夢、今までの自分を見つめなおして考えたこと、そして和歌山への想いなど、あなたの言葉で自由に文章にしてみませんか?

 2024年は、有吉佐和子の没後40周年。有吉佐和子記念館の開館を契機に、本市の偉人である有吉佐和子の顕彰に加え、文学について学ぶ機会を提供すること及び本市の文化的風土を醸成するため、有吉佐和子文学賞を創設しエッセイを募集しています。

 本文学賞が、多くの皆様方に創作の喜びや楽しさを感じていただき、さらに有吉作品をはじめとする「文学」の魅力に触れていただく一助になれば幸いです。

 多くの皆様のご応募をお待ちしています!

1 募集内容 エッセイ ※テーマは問いませんので、ご自由にお書きください。

2 応募規定 400字詰め原稿用紙2枚以上5枚以内

3 応募資格 中学生以上

4 応募締切 令和6年3月15日(金)まで

5 応募方法 郵送、持参またはメールのいずれかで応募してください。

(提出先) 和歌山市七番丁23番地 和歌山市役所文化振興課(本庁舎10階)

(メール) bunkashinko@city.wakayama.lg.jp

6 各賞

・最優秀賞 1編 表彰状、50,000 円相当の図書カード

・優 秀 賞 1編 表彰状、30,000 円相当の図書カード

・佳 作 5編 表彰状、10,000 円相当の図書カード

・奨 励 賞 若干数 表彰状、 5,000 円相当の図書カード ※奨励賞は中学生・高校生の作品のみ

7 選 考 有吉佐和子記念館・恩田雅和館長および学識経験者等による意見聴取を経て受賞作品の決定を行います。 8 発表 入賞者に直接通知するとともに、和歌山市ホームページで公表します。

9 表彰 表彰式は、有吉佐和子記念館(和歌山市伝法橋南ノ丁9番地)で開催予定です。

▼詳しくは、和歌山市ホームページをご覧ください。

http://www.city.wakayama.wakayama.jp/kurashi/bunka_sports/1001119/1055471.html

 有吉佐和子(1931-1984)は、昭和6年1月20日和歌山市に生まれました。海外でも幼少期を 過ごし、8歳で帰国した際に見た青い紀の川の美しさに感動し、20年後に小説「紀ノ川」を発表。 他にも「助左衛門四代記」「華岡青洲の妻」など、ふるさと和歌山を舞台とした多くの作品を著しました。 また、社会派小説「複合汚染」「恍惚の人」や歴史小説「和宮様御留」、ミステリー「悪女について」 「開幕ベルは華やかに」など、創作活動は幅広いジャンルに及びました。 さらに、その多才ぶりは小説にとどまらず、ルポルタージュや演劇の脚本・演出等広く才能を発揮し、 いずれの分野においても高い評価を受け、一時代を築きました。 いまなお読者を惹きつける有吉佐和子の作品群は復刊も続き、あらゆる世代に読み継がれています。

  • 「有吉佐和子記念館」を開館 和歌山市を流れる紀の川のそばに

 有吉佐和子記念館は、和歌山市出身の作家 有吉佐和子(1931~1984)が旺盛な創作活動を行い、ベストセラーのすべてを執筆した東京都杉並区の邸宅を、氏の心の中に流れる青く美しい紀の川のそばに移し、その生涯と馥郁たる内面世界にふれることができるよう復元した施設です。当館は、氏ゆかりの資料を展示するなど、郷土が生んだ有吉佐和子氏の業績を顕彰するとともに、市民の文化振興に資することを目的としています。

・所在地  和歌山市伝法橋南ノ丁9番地

・開館時間 9:00~17:00

・休館日  水曜日(祝日の場合は翌日)
      年末年始(12月30日1月3日

・入館料  無 料

・電話番号 073-488-9880

・公式ホームページ https://www.ariyoshi-sawako.jp/

配信元企業:和歌山市

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ