3年B組金八先生で注目を浴び、大女優への道を駆け上がった川上麻衣子さん。志村けんさんのコント番組でも欠かせない存在で、バラエティでも人気を博しました。気取らない性格とキュートなルックスからスタッフ人気も高いと噂の川上さん、「女優」へのこだわりは相当強かったようです。

川上麻衣子「俳優」ではなく「女優」へのこだわり

女優の川上麻衣子さんが、興味を引くことをおしゃっていました。

肩書を女優から俳優に代える場面が増えてきました

世の中は本当に細かい言葉狩りが進んでいて、ちょっとしたことでも「揚げ足を取られる」わけです。ウェイトレス看護婦、婦人の家、スチュワーデス、保母さん……たくさんの言葉が一部の面倒な輩によって葬り去られています。そして最近は「女優」を「俳優」と呼ぶことも……。

まあ秒刊SUNDAYでも基本的に女優さんのことを「俳優」「俳優さん」と書くようにしていますが……正直面倒くさいですし「女優」でいいじゃん!と思っています。「男優」って書いちゃうとアレっぽくなってしまうので、それは元から書かないようにしていますけど。

「女優」でいいと思うんだけどな……

正直筆者の考えは、川上麻衣子さんと同じで「女優の方がいい」一択なんですよ。そしてXユーザーたちも……

・女優さんには、女優と自ら名乗れるそのかっこよさがある
・私個人は女優という言葉特有のたおやかさ、華やかさが好きです
・女優さんという素敵な肩書きを、死語にしないで欲しいです
・スチュワーデス、保母さん看護婦などの女性の憧れの職業は、女性により潰されてきました
・僕も記事に「女優」と書く度に、校正で「俳優」と直されて、なんだかな〜と思ってました

女優だけでなく、看護婦とか保母さんという言葉が潰されたのって「ごく一部」が言葉狩りをして騒いだのが理由なんですよね。ほとんどの方がそこに差別意識など皆無なのに、ただ騒ぎたてることで美しい言葉が消えていきました。

筆者の場合は内部的な通達ではなく、外部的な圧力とかで誰にも迷惑がかからないように「俳優」表記にしているというのが本当にところです。ただ、実際に一流「女優さん」からこういった言葉が出ているのであれば、一部のクレームに屈することなく「女優」表記にすべきかもしれませんね。

【川上 麻衣子(かわかみ まいこ)】
1966年2月5日生まれ
1980年3年B組金八先生ブレイク、その後も人気実力を兼ね備えた女優として数々のドラマや映画に出演。1996年からは親交のある志村けんさんのバラエティ番組で活躍、コミカルな演技で新境地を開拓した。現在もドラマや映画に活躍し続けている。



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川上麻衣子「俳優ではなく女優」という響きへの憧れ「無くしたくないニュアンスがある」