パルコ・プロデュース2024『ウーマン・イン・ブラック』が、2024年6月9日(日) から30日(日) に東京・PARCO劇場で上演されることが決定した。

イギリスの女流作家スーザン・ヒルの小説『ウーマン・イン・ブラック<黒い服の女>』をもとに、スティーブン・マラトレットの脚色、ロビンハーフォードの演出で舞台化された本作は、ふたりの俳優によって繰り広げられる英国発の恐怖劇。

1987年にスカボローのスティーブン・ジョセフ・シアターで幕を開けて以降、12の言語に翻訳、世界40カ国あまりで上演されており、34年間続いたフォーチュン・シアターでの公演は、2023年3月に惜しまれつつ閉幕したが、今もなお世界各地で上演され続けている。

本作がPACRO劇場で上演されるのは2015年以来9年ぶり。萩原流行、西島秀俊上川隆也岡田将生と錚々たる俳優が演じてきたヤング・キップス役を向井理が務めるほか、オールド・キップス役は前回と同じく勝村政信が演じる。

『ウーマン・イン・ブラック』は、PARCO劇場での上演後、大阪・北九州・愛知公演が予定されている。

向井理 コメント
ふたり芝居ということでプレッシャーを感じていますが、あまり意識しすぎず楽しんで演じたいと思っています。勝村さんとは共通の趣味もあり共演本数以上に仲良くさせていただいています。何でも相談でき、何でも受け止めてくださる方なので稽古も楽しく重ねていけると思います。文化を発信し続ける街、PARCO劇場で上演されることにも意義を感じています。劇中劇という形式なので、お客様は観客であり出演者でもあります。その境目を感じないような瞬間がたくさんありますので、是非一体感を楽しんでいただきたいです。劇場でお待ちしております。

■勝村政信 コメント
演劇界の宝とも言える戯曲が再演されることになりました。日本でもたくさんの方が、この作品にかかわりバトンをつないで来ました。幸運にもそのバトンを、今回向井理さんと僕が、受け継ぐことになりました。この芝居は世界一恐ろしい舞台でありながら、とても楽しい舞台です。世界でも類を見ない、ロングランを続けた作品です。演出のロビンさんの、大胆で緻密な魔法を、皆様、是非劇場に足を運んで、目撃してください。生涯忘れることができなくなるでしょう。

<公演情報>
パルコ・プロデュース2024『ウーマン・イン・ブラック』

原作:スーザン・ヒル
脚色:スティーブン・マラトレット
翻訳小田島恒志
演出:ロビンハーフォード/アントニー・イーデン
出演:向井理 勝村政信

東京公演:2024年6月9日(日) 〜30日(日) PACRO劇場
※大阪・北九州・愛知公演あり

チケット情報:
https://w.pia.jp/t/wib2024/

公式サイト:
https://stage.parco.jp/program/wib2024

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