2024年度後期連続テレビ小説おむすび」(NHK総合ほか)で、ヒロインの橋本環奈が演じる米田結の家族キャストが決定。結のことが心配でしょうがない父・聖人役で北村有起哉、父とは反対に結のことを優しく見守る“元ヤン”の母・愛子役で麻生久美子、故郷・糸島の農業をこよなく愛す超ポジティブな祖母・佳代役で宮崎美子、好きなことだけやって暮らしたい“大ホラ吹き”な祖父・永吉役で松平健が出演する。また、仲里依紗が、地元・福岡で“伝説のギャル”として知られた結の姉・歩を演じることがすでに発表されている。この度、出演が決定した出演者からコメントが届いた。

【写真】主人公・結(橋本環奈)の父親役で出演する北村有起哉

■「おむすび」とは…

同作は、“どんな困難も明るくたくましく乗り越える”をモットーとする平成時代の“ギャル”な主人公・米田結(橋本)が、人々の健康を支える栄養士となり、現代が抱える問題を食の知識と持ち前のコミュ力で解決しながら、目には見えないけれど大切な“幸せ”や“縁”を次々と結んでいく、平成青春グラフィティ。食と人情の街、福岡・神戸・大阪を舞台にしたオリジナル作品となっている。脚本は「正直不動産」シリーズ(NHK総合ほか)などを手がける根本ノンジ氏が担当する。

■米田結役、橋本環奈さんのコメント

みなさんのお名前を聞いた時、今回はじめてお仕事させていただく方ばかりですが、共演させていただくのが楽しみなメンバーの方ばかりで、いまからどういう家族像ができるのかワクワクしています。台本のテンポがよくて、家族の掛け合いとか、“こういう家族いるよね”という空気感があって、観ていて楽しいドラマになると手ごたえを感じています。本当に頼りになる方ばかりですので、あとは家族の輪の中に、結として自然に明るく、取り繕うことなくいられたらいいなと思います。大好きな福岡の街並みの中で、家族のみなさんと撮影できるのを楽しみにしています!

■結の父・米田聖人役、北村有起哉のコメント

恥ずかしながら。野心に満ちていた若かりし頃、いつの日かヒロインの父親役をやるんだ!と勢いだけの自己暗示をしておりました。今年節目の50歳を迎え、そんなあさましさも忘れかけて、ぼうっとしてた頃に、今回、橋本環奈さんの父親役という大役を仰せつかりまして。戸惑いながらもしみじみと感謝しております。ご視聴のみな様が少しでも元気の出る作品になれるよう真摯に取り組んでいきたいと思います。ぜひご覧くださいませ。

■結の母・米田愛子役、麻生久美子のコメント

連続テレビ小説でヒロインの母親役をやらせていただけるなんて!と、驚くとともに大変光栄に思っております。愛子さんは、結と歩の母親として、悩みながらもたくましく突き進む娘たちの成長を見守り信じることができる、強くて優しい、そしてどこか達観した視点のある魅力的な女性だと考えています。“まずやってみる!やってみよう!”と、背中を押せる愛子さんのように、私も『おむすび』という作品に挑戦し続け、最後まで走っていきたいです。みな様に愛され、記憶に残るドラマになるよう精一杯頑張りたいと思います。

■結の祖母・米田佳代役、宮崎美子のコメント

大地にしっかりと根を下ろした、明朗で頼りになるおばあちゃんになれたらと思います。“おむすびは一日にしてならず”土地や家族の歴史、先人の努力や知恵、大切な人を思う温かな気持ちをふんわりしっかり結んでいきたいです。

■結の祖父・米田永吉役、松平健のコメント

人助けのためなら家庭も顧みず突っ走る自由奔放な永吉、これまでに演じたことのない面白さのある人物です。お陰様で私にとりましても今年は芸能生活50周年、初の朝ドラ出演でまた新鮮な役柄に挑めることをとても嬉しく楽しみに思っております。今回出会えたみなさんとのチームワークを大切に、明るく元気な朝をお届けしたいと思います。

■制作統括・宇佐川隆史氏のコメント

橋本環奈さん、仲里依紗さん演じる、平成を生きる姉妹。二人に寄り添い、時にぶつかり合いながらも、途方もない力を生み出していく──そんな“化学反応がおこる家族”を目指した結果、最強の家族・米田家が誕生しました!

父・聖人は、姉妹や祖父の行動にやきもきする一方、家族に言えない“ある思い”を抱えて生きる人物。難しい役どころを、心から信頼する北村有起哉さんにお願いしました。母・愛子役の麻生久美子さんは、優しさと包容力の塊のようなお方。家族を見守り続ける深い愛にあふれた人物を、説得力を持って演じていただけると思い、オファーしました。そして、祖父母役には、福岡の人々が持つ“熱量”と“ユーモア”を体現できるお二人にお願いしました。ご自身も農業を愛し、好奇心旺盛なところが祖母・佳代と重なる、宮崎美子さん。そして、私達の予想をいつも越えてくる松平健さんは、福岡の“のぼせん”(“すぐ何かに夢中になる人”という意味を持つ福岡の言葉)にぴったりだと思い、お願いしました。

平成を生き抜く、米田家の大冒険──半年間、一緒にワクワクしていただけますと幸いです。

■「おむすび」の物語

平成・令和の荒波をたくましく突き進むヒロイン──。彼女は、自分らしくポジティブに生き、周りにどう思われるかではなく、自分を思いっきり楽しんでいく“ギャル”である。彼女は、あることがきっかけで“人のために役立つ喜び”に目覚める。そして、目指したのは“栄養士”だった。

「人は食で作られる、食で未来を変えてゆく」。最初は、愛する家族という身近な存在のために。そして、仕事でめぐり合う子供や患者など、周りにいる人たちのために。さらには、全国に住む私たちの幸せへと、その活動の範囲を広げていく。

どんな時でも自分らしさを大切にする“ギャル魂”を持ち続け、激動の平成から令和であっても、思いっきり楽しみ、時に悩みながら生きていく物語。この“やっかいですばらしい世界”を、明るくパワフルに駆け抜けていく。

2024年度後期連続テレビ小説「おむすび」でヒロインを務める橋本環奈/※提供写真