ジョニー・デップ(60歳)が“アイコン(EYE-CON)”の称号を受けた。ここ数年は度入りメガネに頼り切りだというジョニーは、英メガネストアのスペックセイバーズから「イギリスの究極のファッション・アイコン」として表彰された。

ロンドン・ファッションウィークを前に行われた今回の調査に関して、同ストアのスタイルエディタービアンカスワン氏はこう話す。

「このランキングにいる人たちは皆それぞれ独自のアイコンなのです。しかしそのイメージは紛れもなく彼らが身に着けるメガネの影響が強いのは疑いの余地がありません。メガネはただのアクセサリーではありません。無二の個性とスタイルの表明なのです」
セレブリティの方々が自身のスタイルとしてメガネにこだわりを見せ、メガネをファッションアクセサリーとしてポピュラーなものにしてくれているのは素晴らしいことです」
アイコンの方々とそのメガネの関係は、人々のメガネに対する捉え方を変化させています。自己表現を試すことで私たちは力をもらい、メガネは視力を良くするという目的を超えたものになります。スタイルと個人性への賛辞なのです」

さらに今回の調査で、イギリス人の54%がメガネをかけることはトレンドの先端を行くもので、62%がメガネをかけるとスタイリッシュに見えると回答、25%はファッションアイテムとして度なしのメガネをかけていることがわかった。

また、56%がここ10年でメガネをかけている人々を社会がよりポジティブに受け入れるようになったとし、86%が状況如何に関わらず人々はメガネをかけることに自信を持つべきと回答していた。

今回2000人のイギリス人を対象にした調査では他にも、ヴィクトリア・ベッカムレディー・ガガヴィヴィアン・ウエストウッド、ファレル・ウィリアムスらの名前が挙がっている。

スワン氏はこう続ける。

「これらのファッション・アイコンたちを見ると、メガネがただ実用的なものだけではないことが明らかです。それは個人のスタイルのカギであり、自分が何者かの表明となっています。いくつかのスタイルは大胆で自信にあふれ、ただ記憶に残るというものではありません。例えばアナ・ウィンターを見てください。彼女のフレームはクラシックなものですが、そのアイコニックなイメージに直結し、すぐに識別可能な記憶に残るものです。どんなメガネをかけるにせよ、それは皆さん個人の選択であると覚えておくことは大事です。本人が快適で自信を感じる、それが一番重要なことですから」


イギリス人が選ぶファッション「EYE-CONS」

1位 ジョニー・デップ
2位 レディー・ガガ
3位 ジェフ・ゴールドブラム
4位 ヴィクトリア・ベッカム
5位 ヴィヴィアン・ウエストウッド
6位 トム・フォード
7位 アナ・ウィンター
8位 ファレル・ウィリアムス
9位 カール・ラガーフェル
10位 ダイアン・キートン
11位 ズーイー・デシャネル
12位 サラ・ジェシカ・パーカー
13位 カーラ・デルヴィーニュ
14位 アイリス・アプフェル
15位 ビリー・ポーター