これからの観光や、隠岐が世界へ発信するジオツーリズムのあり方について、有識者によるパネルディスカッションも同時開催。

この度、(一社)隠岐ジオパーク推進機構(本部:島根県隠岐郡隠岐の島町/理事長:池田高世偉)は、 プレスイベント『隠岐島会議 in Tokyo 〜日本の離島が目指す観光の未来〜』を3月21日(木)15:30 ~ 18:00、東京コンベンションホールにて開催いたします。


(一社)隠岐ジオパーク推進機構が「隠岐島会議 in Tokyo 〜日本の離島が目指す観光の未来〜」を開催。

<隠岐ユネスコ世界ジオパークについて>

 ユネスコ世界ジオパークは、ひとまとまりとなっている地域において、国際的に価値のある地質遺産や景観を保全・保護するとともに、教育振興や観光振興に取組み、持続可能な開発を目的としているユネスコの事業です。

「隠岐ユネスコ世界ジオパーク」は、島根半島の北40~80kmの日本海に点在する4つの有人島と多数の無人島によって構成されており、離島という環境を重視するために陸域と海岸から1kmの海域を含めたジオパークです。多様な地質資源とともに、その地質資源がもたらす北方系、南方系、高山性、大陸性の植物が共存する不思議な自然環境と黒曜石がもたらした遥か3万年前からの人の営みが世界的にも貴重とされ、2013年に「世界ジオパーク」に認定されました。

4つの有人島は、南に位置する島前(どうぜん)3島と、北に位置する島後(どうご)1島で構成されています。

かつて日本列島はユーラシア大陸の一部でしたが、日本列島が大陸から分離する中で隠岐は火山活動によって誕生しました。海水面の上昇・下降によって島根半島と陸続きの時代、離島の時代を繰り返し形成された奇跡の島です。


(一社)隠岐ジオパーク推進機構が「隠岐島会議 in Tokyo 〜日本の離島が目指す観光の未来〜」を開催。

当日は、高付加価値化事業の概要と構想、隠岐が挑戦しているジオパークを活用した観光地域づくりの可能性についてトークセッションを行います。ご多忙のところ誠に恐縮ではございますが、万障お繰り合わせの上、ご取材を賜りたくご案内申し上げます。

〈プログラム概要〉
日時:2024年3月21日(木)15:30~18:00 (受付15:00~)

会場:東京コンベンションホール(〒104-0031 東京都中央区京橋3丁目1−1)
内容:
 1)パネルディスカッション「ジオパークを活用した観光地域づくりの可能性」
 2)世界ジオパークネットワークからメッセージ
 3)プレゼンテーション・事業成果発表「私たちが目指すジオツーリズムとは」
  ( イベント参加申込 → https://00m.in/dopER )



〈登壇者プロフィール〉

國學院大學観光まちづくり学部教授 井門 隆夫

 東京都出身。㈱日本交通公社(現JTB)、㈱ツーリズム・マーケティング研究所(現JTB総合研究所)において

 旅行営業、国内旅行企画、経営企画、市場開発等に携わり、宿泊業の事業再生や地域活性化に取り組んでいる。

 2022年より現職に就任。


●(一社)隠岐ジオパーク推進機構 事務局長 野邉 一寛

 隠岐の島町出身。ジオパーク活動による隠岐地域の活性化を提言し、隠岐4町村と島根県の行政と団体からなる

 隠岐ジオパーク推進協議会の設立に携わる。

 NPO法人日本ジオパークネットワーク事務局次長、国際連携WGリーダー。

 ユネスコ世界ジオパーク離島及び海岸地域WGリーダー。

  

(一社)隠岐ジオパーク推進機構が「隠岐島会議 in Tokyo 〜日本の離島が目指す観光の未来〜」を開催。

〈一般社団法人 隠岐ジオパーク推進機構について〉

一般社団法人隠岐ジオパーク推進機構は、隠岐諸島の海や陸の自然の豊かさを次世代へ繋いでいくために、地域で自然を守り、経済的にも豊かな社会を目指して活動しています。

当機構は「観光」「環境」「教育」の三つのテーマの融合によって、隠岐の人々が誇りを持って隠岐を語り伝えることができる持続可能な地域づくりを目指しています。

また、隠岐を通して日本の面白さや地球の貴重性を伝え、地球とともに暮らす私たちが、今、何をしなければならないのかを一緒に考え、取り組んでまいります。


(一社)隠岐ジオパーク推進機構が「隠岐島会議 in Tokyo 〜日本の離島が目指す観光の未来〜」を開催。
(一社)隠岐ジオパーク推進機構が「隠岐島会議 in Tokyo 〜日本の離島が目指す観光の未来〜」を開催。