ヘンリー王子とメーガン妃が、バレンタインデーにカナダにある世界屈指のスキーリゾート、ウィスラーを訪問した。夫妻は2025年にカナダで行われる第7回「インヴィクタス・ゲーム」のプロモーションで現地を訪れていた。夫妻は撮影クルーを同行し、手を繋ぎながらスキー場に現れると、集まった人々に笑顔を振りまいた。また、ヘンリー王子は障がい者用のチェアスキーに挑戦し、ジョークを放つ場面もあったという。

ヘンリー王子メーガン妃は、2025年に開催される負傷軍人のための国際スポーツ大会「インヴィクタス・ゲーム」のプロモーションのため、現地時間13日にプライベート機でカナダバンクーバーに到着した。

2025年の大会は2月8日から16日まで、カナダブリティッシュコロンビア州にある都市バンクーバーと、同州西部にある世界屈指のスキーリゾート、ウィスラーで開催される。

バレンタインデーを迎えた14日には、ヘンリー王子とメーガン妃が撮影クルーを同行し、ウィスラーのスキー場を訪れた。

夫妻は手を繋いでスキー場に現れると、カメラマンに囲まれながら集まった人々に向けて笑顔を振りまいた。

ヘンリー王子はグレーのビーニーを被り、黒いパファージャケットとデニムジーンズを着用。メーガン妃は白いカシミヤセーターにスキニージーンズを合わせ、クリーム色の長いパファーコートを羽織っていた。ロングヘアを下ろしてネイビーブルーのビーニーを被り、足にはファーが付いたブーツを履いていた。

夫妻は来年の大会に向けてトレーニングする競技者達と対面し、しばらく談話を楽しんだ。ヘンリー王子は障がい者アスリート用のチェアスキーのデモンストレーションに参加し、実際にスキーに挑戦した。

英メディア『Daily Mail Online』によると、王子はチェアスキーに座って出発する前に、「権利放棄証書(事故があっても相手は責任を負わないことの証明)にサインする必要があるかな?」とジョークを放ったという。

その後、周囲にいたグループが夫妻に向けて、英国歌「ゴッドセイブ・ザ・キング(国王陛下万歳)」を合唱する場面もあった。ヘンリー王子と会話したスキーヤーは、「彼はとても親切でした」と話したそうだ。

ヘンリー王子は2014年、負傷軍人や退役軍人の回復をサポートするため「インヴィクタス・ゲーム」を設立した。

第7回目となる2025年のバンクーバーとウィスラー大会では、最大25か国から約550名の競技者がシッティングバレーボール、水泳、車いすバスケットボール、車いすラグビーインドアローイングなどの競技に参加する。

また、スキーリゾート地での初開催となるため、アルペンスキーやノルディックスキー、スノーボードスケルトンバイアスロン車いすカーリングウィンタースポーツが初めて競技に加わることになる。

画像は『Invictus Games Foundation  Instagram「The Invictus Games Foundation would like to wish our Patron,」「The IGF Executive Team and our Patron,」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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