第78回毎日映画コンクールの各賞が発表され、原田眞人監督の「BAD LANDS バッド・ランズ」に出演したサリngROCKがスポニチグランプリ新人賞に選ばれた。

大阪を拠点にその独特の作風で大人気の劇団「突劇金魚」の主宰者であり、劇団すべての脚本・演出を手がけ、女優でもあるサリngROCK。原田眞人監督の「BAD LANDS バッド・ランズ」が映画初出演となる。

表彰式の壇上にてトロフィーを受け取ったサリngROCKは、
「この賞は私への賞じゃないと思ってます。あの役を作り上げてくれた原田監督、お芝居の場であの演技を引き出してくれた安藤サクラさん・山田涼介さん・共演者の皆さん、その環境を作って下さったスタッフの皆さん、映画「BAD LANDS バッド・ランズ」への賞やと思ってます。映画「BAD LANDS バッド・ランズ」を代表してこの場に立たせていただいて、本当にありがとうございます」
と喜びを語った。
さらに、表彰式当日は映画「BAD LANDS バッド・ランズ」の原田眞人監督よりお手紙が届いており、
「映画を作る喜び、見る喜びに共通する一つの要素は新たな才能の発見です。サリngROCKの発見は、私にとって事件でした。この「事件」は名女優に成長します。世界を目指してがんばろう。価値ある新人女優賞、おめでとう」
と祝福の言葉を受け取った。

1年間の優れた作品と活躍した映画人を広く顕彰する映画賞である毎日映画コンクール。スポニチグランプリ新人賞に選ばれたサリngROCKの受賞対象作品は、原田眞人監督「BAD LANDS バッド・ランズ」の林田役。
BAD LANDS バッド・ランズ」は、原田眞人監督による黒川博行の傑作小説の映画化。特殊詐欺をなり
わいとする姉弟役の安藤サクラ山田涼介を始め、生瀬勝久や江口のりこ、吉原光夫、宇崎竜童といった豪華俳優陣の中、裏社会での謎の仲介役「林田」を演じ、映画初出演ながらも強烈なインパクトを残した。

サリngROCKサリングロック)
1980年10月12日生まれ、大阪府出身。 劇団・突劇金魚で、全ての脚本・演出を手掛ける。2008年、『愛情マニア』で『第15回OMS戯曲賞』大賞を受賞。『夏の残骸』、『絶対の村上くん』で『若手演出家コンクール2012』優秀賞を受賞。昨年上演した最新作『小さいエヨルフ』で『第2回関西えんげき大賞』優秀作品賞を受賞。本作品「BAD LANDS バッド・ランズ」が、映画初出演となる。


映画「BAD LANDS バッド・ランズ」公式サイト:https://bad-lands-movie.jp/
突劇金魚 オフィシャルサイト:http://kinnngyo.com/

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