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「性加害」について強く否定した松本

「筆舌に尽くしがたい精神的損害を受けた」

週刊文春の“性加害”報道を受け、文春側を名誉棄損で訴えたダウンタウンの松本人志(60)。ついに第一回の審理が、3月28日に東京地裁で始まるという。

松本が求めているのは5億円の慰謝料と5千万円の弁護士費用に加えて、「週刊文春」などへの謝罪広告の掲載。報道によって、多大な精神的な苦痛を受けたことが高額な請求額の理由だという。

裁判の開始を伝えるニュースが報じられると、ネット上ではこんな声が。

《松ちゃん、がんばれ!》
《いよいよ始まるんですね。松ちゃんも正直に話して堂々と戦って欲しいです。》

一方で、こんな疑問の声も出ていた。

《事実無根による名誉毀損なものだと思ってたから まさか精神的苦痛による慰謝料とは思わなかった》

■「強要した客観的な証拠はない」

報道直後の1月8日、《事実無根なので闘いまーす。》とXにポストしていた松本。

しかし、1月22日に、松本の弁護士が<性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ「性加害」に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたい>というコメントを発表。

“性加害”の有無についてのみ争い、“性的行為”の有無については争わないようにとれる姿勢を示したことに、多くの人が戸惑いを感じた。

2月16日朝日新聞の朝刊によると、松本側は訴状で「性的行為を強要した客観的証拠は存在しない」と主張。やはり性的行為があったかどうかではなく、“性加害”について強く否定する内容だ。そのため、

《不倫は事実なんじゃないの?》

ネット上ではそんな指摘も出ていた。裁判で何が語られるのか、松本の出廷はあるのか、目が離せない。